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陳情の詳細情報

陳情25第1号 つくば市での「子ども議会」開催についての陳情書

受理年月日
平成25年1月30日
受理番号
陳情25第1号
委員会付託日
付託委員会
委員会審査日
審査結果
議決年月日
議決結果

陳情の内容

陳情25第1号
  つくば市での「子ども議会」開催についての陳情書

陳情25第1号                                  平成25年1月30日

つくば市議会議長 様

                        陳 情 者 住所 つくば市***********
                                  *********
                                  氏名 *****

          つくば市での「子ども議会」開催についての陳情書

・陳情趣旨
 私は、県立牛久栄進高等学校2年の****と申します。
 今回は、つくば市での「子ども議会」開催を熱く願い、市に陳情を提出しました。
 なぜ私が、つくば市での「子ども議会」開催を熱く願うのかと申しますと、その理由は二つあります。一つ目は、私が責任者である「未来をぼくらの手で」のメンバーと私の熱い願いからです。「未来をぼくらの手で」とは、地域活動団体で、つくば市の明るい未来を目指すべく、私が2011年の冬に立ち上げました。以来、メンバーと協力して「つくば市文化会館アルス周辺の景観及び無料駐輪場設置についての請願書」に伴う聞き取り調査や、現地視察を行い、また、昨年のつくば市市長及び市議会議員一般選挙では選挙投票率を上げて、よりよいつくばの未来を築きあげるために、選挙投票を推進する内容のビラ配りや、演説、インターネットを通しての選挙投票推進などの選挙投票率向上活動を行いました。
 「未来をぼくらの手で」は、メンバー全員が未成年です。今回の陳情は、つくば市の子どもの代表として、私達「未来をぼくらの手で」が積極的につくば市での「子ども議会」開催を進めなければならないと思い陳情を提出せずにはいられませんでした。
 今、現在、つくば市の「市政」や「まちづくり」に足りないものとは、子どもの声なのです。
 それを解決する手段として、「子ども議会」の開催が一番良い方法だと、私達は考えました。
 二つ目は、私達子どもの意見を市政やまちづくりに反映してほしいからです。
 今、現在、つくば市で子どもが市政やまちづくりに参加する方法としては、このように「陳情を提出する」くらいしかないのです。
 しかし、多くの子どもは「陳情」と聞くと、難しく、自分達の意思表示する手段としてかけ離れたものと考えて、陳情を書こうとは思いません。
 ですから、結局「陳情」は子どもたちが、市政やまちづくりに参加する道具としては、似合っておりません。
 しかし私達子どもには、大人とほぼ同等に意思表明権があります。これは国際連合が「子どもの権利条約」を1989年に採択し、日本も1994年にこの条約を受け入れたことによって保障されております。(「子どもの権利条約」第12条、意思表明権、第13条、表現・情報の自由)
 よって私達子どもにも、つくばのまちづくりに参加する権利があると思います。
 「子ども議会」を通して私達子どもの意見が反映されるまちづくりを行ってくれれば嬉しいです。
 以上が、つくば市で「子ども議会」開催を願う理由です。
 次に、「子ども議会」を開催するメリットを述べてゆきたいと思います。
 「子ども議会」の開催は、市や市民にたくさんのメリットをもたらします。
 市で有れば「子ども議会」を開催することにより、次のようなメリットがあります。
・行政機関は子どもが何を思っているのか、「子ども議会」に於いて把握しやすくなる。
・「子ども議会」では、子ども議員が市の執行部に質疑をするので、市政の透明化を図れる。また、これによって市の執行部の心を刺激することもできる。
・「子どもの権利条約」に対しての取り組みとして評価される。
・子どもの権利保障について広く周知、啓発できる。
・市は、大人達が見過ごしてきた問題を「子ども議会」によって捉え、それらを市政に反映できる。
・将来のつくばを担う子どもを育成できる
・市議会をもっと身近に市民から感じてもらえる。
 また市民で有れば「子ども議会」を開催することにより、次の様なメリットがあります。
・「子ども議会」を開催することによって、子どもと大人がコミュニケーションする場所が作れる。
・子どもたちは「子ども議会」という公の場で、思っていることや、伝えたいことを話すことができる。
・「子ども議会」の開催によって、市民が市政に関心を持つようになり、よりよいまちづくりができる。
・「子ども議会」の参加者である子どもは、地方自治体の運営のしくみを体験的に理解し、政治への関心を持つことができる。
・色々な立場の人と議論する場を持つことによって、相手の意見を聴き尊重する子どもを育成できる。
・「子ども議会」を通して、子どもたちの社会性を育てることができる。
 このように「子ども議会」の開催によって得られる物はたくさんあると思います。
 今、つくば市は、北部、中央、南部でだいぶ発展の差があると思います。
 「子ども議会」の開催によって、さまざまな立場の子どもが意見交換することにより見えてくる明るい未来があると思います。
 また、「子ども議会」開催は定期的に行って欲しいです。
 私達子どもの意見を定期的に聞く場を設け、つくば市のまちづくりに反映してほしいです。そのためにも、「子ども議会」はセレモニーではなく、まちづくりの一環として機能をはたしてほしいです。
 よりよいつくばの未来の為に「子ども議会」の開催をお願いします。

・陳情事項
 つくば市での「子ども議会」開催を定期的に行って下さい。

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