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件名

第24号  ゆたかな教育を実現するための教育予算の充実を求める請願

受理番号

第24号 

受理年月日

平成16年9月7日

委員会付託日

付託委員会

文教福祉常任委員会

委員会審査日

平成16年12月17日

審査結果

採択すべきもの

議決年月日

平成16年12月24日

議決結果

議決結果:採択

内容

△請願・陳情第24号
請願・陳情第24号
 平成16年9月7日
つくば市議会議長 様

       ゆたかな教育を実現するための教育予算の充実を求める請願

請願者
 住所 ***********
 代表 ***************************
紹介議員 今井  孝

請願趣旨
 2001年3月,「教職員定数改正法案」が成立し,2001年度より5年計画での第7次教職員定数改善計画が実施されました。この計画では加配方式を中心とした教職員定数配置になっており,その具体化は地方自治体が行うことになっています。
 一方,学級編制の弾力化により都道府県・市町村の裁量権が拡大し,2004年度,茨城を含めた42道府県で,小学校低学年を中心にした35人以下学級など,独自の少人数学級を導入しているところです。また,その成果も上がっており,昨年度と比べ今年度は導入した県が大幅に増え,対象学年の拡大もすすんでいます。
 こうした地方分権の推進にともなう地方での教育予算拡充に対しては,国が教育を社会の中心課題ととらえ,十分な教育予算を財政負担することが非常に重要だと考えます。
 しかし,地方も厳しい財政運営を強いられている中で,これら独自の少人数学級については国庫負担で措置されていません。
 「いじめ」,「不登校」,「学級崩壊」など,山積する教育課題の解決には,学校にゆとりをとりもどし,一人一人に行き届いた教育をすることが大切です。また,一人一人の基礎学力の向上をはかり,さらに,子どもたち一人一人が自分の学びたいことを自分で選んだり(選択教科),教科の枠をこえ子どもたちの興味・関心を抱く課題学習(総合的な学習)を行なうなど,子どもたちが願う学習を行うためには欧米諸国並の少人数学級が必要です。現行の第7次公立義務教育諸学校教職員定数改善計画では不十分であり,これらのニーズに応えるべく,早期に新たな教職員定数改善計画を策定すべきだと考えます。
 私たちは,子どもたちが楽しく学べる学校をめざして,ゆたかな教育の保障と保護者の教育費負担を軽減するため,政府に対し教育予算の充実を強く求める意見書を貴議会で決議され,関係大臣(内閣総理大臣・文部科学大臣・財務大臣・総務大臣)に送付することを請願します。
 請願事項
 ゆとりあるゆたかな教育を実現するために,第7次定数改善計画を完全実施し,さらにあらたな教職員定数改善計画を策定すること。
 特に,都道府県・市町村が,学級編制の弾力化に伴い,独自に導入する少人数学級に必要な教職員の加配について財政措置を講ずること。
 また,総合的な学習などに対応した教職員配置と,「いじめ」,「不登校」など,教育課題に対応した教職員の加配を実現すること。

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