現在位置 :トップページ会派代表質問・一般質問一覧 › 会派代表質問・一般質問一覧要旨

会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
平成22年 6月定例会
質問日
平成22年6月14日
区分
一般質問
議員名
五十嵐立青
会議録を表示

要旨

1 国際都市戦略の展開について
 世界中の研究者が集まる研究学園都市つくばは、必然的に国際都市としての都市構造を有している。それら住民へのサービス提供はもちろん、国際都市としてのメッセージの発信も求められる。
(1)つくばが目指す都市像とは、日本のリーダーになるのみならず、「世界のつくば」であった。残念ながらこれまでは研究学園都市の集積性を活かすことができず、必ずしもその地位を確立しているとは言い難い。世界の自治体のリーダーとして、情報をいち早く掴み、ネットワークを構築し、そのネットワークを戦略的に活用することが求められる。そのような視点から、自治体間ネットワークの世界組織CITYNETへの加入
(2)国際的な視座からは、貧困問題が挙げられる。日々十分な食事が得られない貧困の中で健康を害していく子どもが世界中にいる一方で、飽食大国と言われる日本ではカロリーの過大摂取を主要因の一つとするメタボリック症候群を初めとした健康問題が深刻さを増している。両者の問題をノンゼロサム的に解決する団体として注目されているテーブル・フォー・トゥー(Table for 2)のつくば市庁舎食堂への導入
(3)市内在住の外国人については、単身の研究者を初め各国のリーダーが集まっているにも関わらず、必ずしも交流の機会は多くない。世界のリーダーシップ開発の拠点にもなり得るつくば市の潜在力を顕在化させる側面からも純粋な意味での市民の交流の側面からも、市が果たす役割は大きい。万国共通の言語と言われるサッカーの人数を少なくしたフットサルのミニ・ワールドカップを開催することで交流の機会とつくばの多様性の発信、長期的には全国からの集客へとつなげる構想
 以上について伺います。
2 投票率向上について
 つくばエクスプレス(TX)の開業に伴って、市内人口は増加を続けている。従来型の分類話法ではいわゆる「新新住民」と括られるTX開業後に転入してきた市民は、全国からの「情報の背負人」として、まちづくりの新たな主体者としてその役割が大きく期待される。しかし、それら住民がまちづくりに参加する機会はまだ多くなく、とりわけ最も重要かつ直接的なまちづくりの参加形態の一つである選挙においては、低い投票率が指摘されている。
(1)筑波研究学園都市建設前からつくばに在住している市民、研究学園都市建設後に転入してきた市民、TX建設後に転入してきた市民、3者の直近の選挙による投票率の分析をすると、高い地区での投票行動の背景、低い地区での投票行動の背景にはどのようなものがあると類推されるか
(2)、(1)の分析に基づき、現在市が認識している投票率についての課題
(3)投票率が低いとされるTX開業後転入してきた市民の投票率向上のためにこれまで市が行ってきた取り組みの内容
(4)TX開業以後人口増に伴う投票所の増加数と、今後の設置見通しとその課題
(5)投票率向上に有効とされる期日前投票所の大規模商業施設や駅前への設置見通しとその課題
 以上について伺います。
Copyright(c) 2009- つくば市議会 Tsukuba City Council. All Rights Reserved.