会派代表質問・一般質問一覧要旨
- 会議名
- 平成26年 9月定例会
- 質問日
- 平成26年9月16日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 五頭泰誠 (つくば自由民主党)
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要旨
1 領土教育の取り組みについて
(1)国は、今年1月に「中学校及び高等学校学習指導要領解説」の一部改訂を行いました。今回の改訂によって、具体的には、北方領土や竹島は、わが国固有の領土であるが、それぞれロシア連邦と韓国によって不法に占拠されていること等について、わが国が正当に主張している立場を踏まえ、理解を深めさせることを明記しました。また、尖閣諸島については、従来、学習指導要領解説に記述がありませんでしたが、今回の改定によって、わが国の固有の領土であり、また、わが国がこれを有効に支配しており、解決すべき領有権の問題は存在しないことについてなどを記述することになりました。
以上を踏まえまして、領土教育の重要性について、どのように考えているのか。また、解説改訂を受けて、領土教育をどのように進めていくのか伺います。
(2)子供たちが日本の領域の位置や、隣国との距離関係などを正確に把握して、領土に関する認識を高めることも重要であります。日頃、私たちが目にすることが多い地図は、天気予報などで使われているような位置関係が省略されているものがほとんどで、沖縄や南西諸島、小笠原諸島などが地図の角に別枠を設けて表示されているものです。そういった位置関係が省略されているものでは、正確な領土の理解はできないわけであります。
そこで、日本の領域が正しく表現されている地図、すなわち日本全図を活用して、その日本の領土教育を進めて行くべきと考えますが、領土教育においての日本全図の活用について、ご所見を伺います。