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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
平成28年 3月定例会
質問日
平成28年3月7日
区分
会派代表質問
議員名
山本美和 (公明党)
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要旨

1 3期12年を振り返って(1〜3ページ)
(1)財政の見通しについ(1〜2ページ)
 この3期12年、財政調整基金の適正な確保や市債の順調な償還など財政状況の改善に努められなおかつ必要と思われる施設については、積極的に整備を行ってきたことは一定の評価をする。
 「今後も中長期的な見地に立ち、財政の安定化や平準化を踏まえつつ、必要な公共施設の整備などを進めていく必要がある」とのことで、今後10年の中長期財政の見通しでは、後年度想定されている普通建設事業だけでも8事業367億程度が推計されている。
 つくば市は他自治体に類のない、研究学園都市建設に伴い一斉に整備された公共施設・公共インフラの老朽化が懸念されている。公共施設等資産マネジメント計画策定を進めていることは承知している。これらの公共施設の老朽化に対する莫大な維持修繕費、補修費について、特段言及していないように見受けられるが、未来に責任ある計画を遂行していくという観点で、市長の考えを伺います。
(2)防災対策について(2ページ)
 東日本大震災から5年の節目の年。つくば市は東日本大震災に続き、竜巻災害、常総市水害被害避難者支援と積極的に災害対策に取り組んできた。自助・共助・公助の意識を醸成し一層の防災対策に取り組むとあるが、これからの公助のあり方、つくば市の果たす役割について見解を伺います。
2 市政運営の基本方針について(3〜6ページ)
(1)つくばの持つポテンシャルとは何か、またそのポテンシャルを最大限に引き出すとはどういうことを想定しているのか、伺います。
(2)25年度26年度27年度と「つくばを紡ぐ、未来につなぐ」をテーマとして、筑波山に代表される自然や歴史、文化、そして研究学園都市がもたらした科学技術等の知財、これら資源を紡いで、未来の発展へとつなぐまちづくりを推進してきたと思うが、そのテーマの総括と、今回「連携」の意識を重視することにしたとはどういうことなのか伺います。
(3)「つくば市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づく施策展開と認識するが、「つくば市人口ビジョン」には、つくばの持つポテンシャルでもある「研究機関」と「研究者」の流出という想定が見られない。昨今の公務員宿舎廃止や今回は対象から外れた研究機関移転の検討など、人口の社会増減の一要因として意識すべきと考えるが見解を伺います。
3 産業競争力の強化について(8ページ)
 農産物のブランド化を推進し…農業所得の向上を図るとあるが、すでに全国一の生産を誇る「芝生産」というポテンシャルを活かす取り組みについて見解を伺います。
4 働く環境の整備について(9ページ)
(1)ワークライフバランスの観点から市役所における子連れ出勤の概要と、ねらいについて伺います。
(2)つくば市においてワークライフバランスを推進することのメリットと課題について見解を伺います。
5 結婚・出産・子育て環境の充実について(10ページ)
(1)切れ目のない支援について
 現状様々な機関が個々に行っている妊娠期から子育て期にわたるまでの切れ目のない支援について、フィンランドの子育て支援制度「ネウボラ」のようにワンストップで支援できるよう「子育て世代包括支援センター」が国で法定化が進んでいる。子育てしやすいまちを標榜する自治体ではすでに取り組んでいる現状だが、つくば市の取り組みの考えを伺います。
(2)放課後子ども対策について
 放課後の子どもの居場所確保のため、放課後児童クラブと放課後子ども教室の拡充を図る「放課後子どもプラン」の推進は待ったなしの状況だが、28年度の取り組みと今後の考え方について伺います。
(3)障害福祉サービスの充実について
  ア 障害のある人もない人も、すべての市民が共生できる社会の実現に向けて障害福祉サービスの充実を図ることは、複合的な課題を抱える当事者にとって、保健福祉の連携だけでなく雇用を含む自立支援の確立が求められているが、市の課題と今後の取り組みについて伺います。
  イ 発達障害のお子さんへのかかわり方を学ぶ「ペアレントトレーニング」の実施とあるが、導入の経緯と概要について伺います。
6 教育日本一について(11ページ)
 少子化や、激しい社会変化の中で、様々な課題や特別の学習ニーズのある子どもたちの数は増大しており、学校は対応を迫られている。全ての子どもたちの力を伸ばす教育の役割を考えた上で、日本一を目指す取り組みについて伺います。
(1)子どもの貧困対策について
   経済的援助を受ける困窮家庭が増加している現状の中、家庭の経済状況は学力に大きく影響するとされ、経済による教育の格差是正のため、国でも多くの施策を打ち出しているが、「地域未来塾」による学習支援の充実について、つくば市の取り組みと考えを伺います。
(2)インクルーシブ教育について
   障害のある子どもを含むすべての子どもに対して、子ども一人一人の教育的ニーズにあった適切な教育的支援を「通常の学級において」行う教育「インクルーシブ教育システム」の推進についての取り組みと考えを伺います。
7 魅力ある交流・居住環境の創出(12ページ)
 中心市街地再生事業・公務員宿舎跡地の適正な再整備とあるが、これらは「ひとを呼び、ひとを留める」つくばのポテンシャルだと考える。具体的な取り組みと考えについて伺います。
8 公共交通網の整備と拠点化の推進(14ページ)
 「地域をつなぐ」視点の最重要施策と位置付けられていますが、つくバスに満足している人の割合は30%程度の現状をみて、これまでの検証と課題についての見解を伺います。
9 防災力・防犯力の強化(14ページ)
 「地域との連携による学校の防災力強化推進事業」は、つくば市の小中一貫教育の取り組みと相まって、地域防災力の強化に一定の効果をあげたと考えるが、28年度以降の取り組みについて伺います。
10 協働のまちづくりの推進(14〜15ページ)
(1)社会教育の場としての公民館から移行し、地域の課題解決や活性化を推進する場としての役割を担う地域交流センターについて、協働のまちづくり推進を図る上で現状と課題について見解を伺います。
(2)コミュニティの活性化・市民協働の推進のため、沿線開発で新たなまちづくり(コミュニティ)が必要な地域への、交流センターの整備について見解を伺います。
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