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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
令和2年6月定例会
質問日
令和2年6月16日
区分
一般質問
議員名
小森谷佐弥香 (つくば・市民ネットワーク)
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要旨

1 長期休校後の学校教育の進め方と学校運営について
 小学校では今年度から、中学校では来年度から全面実施となる新学習指導要領では、従来の「教師が何を教えるのか」という一方向で記憶力重視の学びではなく、「子ども達の能動的で対話的な学びの実現を支援すること」への転換が図られています。そしてこの転換は、つくば市教育大綱「つくばで目指す考え方の転換」の中の@教えから学びへA管理から自己決定へB認知能力偏重から非認知能力の再認識へ、にも合致するもので、本市においても大きな意識改革が必要だ、と決意を示したものだと理解しています。
 その最中において、新型コロナウイルス感染症による休校措置がなされ、通常の授業が行えない状況が続きました。5月下旬から学校再開に向かって動き始め、つくば市学校再開ガイドラインも示されましたが、今後の学習の進め方や感染予防による業務の増大について、以下伺います。
(1)学校教育の進め方について、履修が遅れた分を今後、急ピッチで詰め込む教育が行われるのではないか、と心配する声があります。これについてどのように考え、現場の教師と共有していきますか。
(2)学校再開ガイドラインによると、感染予防対策で教師の負担増は必至です。朝の健康チェックや手洗い・消毒の指導に加え、給食配膳や電気のスイッチ・蛇口の消毒、またマスク着用により熱中症のリスクが高くなることから、常に児童生徒の様子に気を配らなければなりません。この学校現場の負担増大について市の見解は。
2 ICTを活用した学習の在り方について
 休校における対応を巡る動きの中で、自宅でもオンラインで学校とつながるように、GIGAスクール構想を前倒しし、今年度中に1人1台のPCを配備する計画が進められています。
 それに先んじてつくば市では、5月末の臨時議会において、自宅にインターネット環境がない家庭への自宅学習用PCとモバイルルーター約700台の貸出が決まりました。自宅でのオンライン学習をどのように進めていくのか伺います。
(1)通常登校時
(2)学校閉鎖・学級閉鎖時
3 新型コロナウイルス感染が懸念される状況下での災害時避難について
 我が国では近年、地震だけでなく水害被害が多発しており、特に当市においては竜巻による被害も記憶に新しいところです。今回のように感染の発生と同時期に災害が発生した場合、感染症の対策を踏まえた避難所の在り方を準備しておくことは重要です。また、どのような場合にどこへ何を持って避難すべきなのか、市民に共通認識をもってもらうためのさらなる取組が必要と考えます。以下、伺います。
(1)避難所の設営について、感染症対策をどう講じていくのか。
(2)避難すべきタイミングと避難場所、避難時に必要な持ち出し品、など、6月の広報つくばにも「避難所での新型コロナウイルス感染症防止のための避難の考え方とお願い」と題した記事が掲載されていたが、周知徹底を図るためにどうしていくか。
4 新型コロナウイルス感染症の第二波に備えて
 経済活動の再開後に再び集団感染が報告されるなど、各国各地域で第二波への備えが喫緊の課題になっています。当市の対策について伺います。
(1)検査体制の拡充と医療体制の確保について
(2)地域での支援体制(特に民生委員について)
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