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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

平成19年 3月定例会

質問日

平成19年3月12日 (一般質問)

議員名

金子和雄

通告内容

1.市政運営の所信と主要施策の概要から
2.研究機関での放射性物質の不適切管理について
3.福祉政策について
4.筑波山登山者の遭難や転落死亡事故対策について
5.筑波研究学園都市の建設推進状況調査について

質問要旨

1.市政運営の所信と主要施策の概要から
 「予算編成については、既存の事業の見直しや経常経費の節減に努めたほか、合併特例債の効果的な活用を図り」とあります。これまでにも幾多の事業を合併特例債で実施をしてきていることは承知をしていますが、今各地にある公民館の利用頻度が高く利用者に会場確保などで不便をかけている状況であります。このような現状を変えていく手段として合併特例債を活用して建て替えをするなどして新たなニーズに応えていくべきことも必要であると考えられるが、合併特例債の活用について
 「障害者福祉サービスについては、適切なサービスが円滑に利用できるよう努める」とあります。つくば市は県内の他市と違い急速に都市化され、転勤等で移動、転居される方が多くなり、福祉のサービスが進んでいる地域からの転居者から従来受けていた障害者福祉サービスが無いという声を聞きます。それらのニーズに応えていくことも必要であると考える
2.研究機関での放射性物質の不適切管理について
 昨年の12月議会で遺伝子組み換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律に基づく適切な措置が執られていなかった事件を質問しました。その時、公害防止に関する確認書を取り交わして監視体制を強化すると答弁された。その研究所は産業技術総合研究所でありますが、今回の不適切管理についても産業技術総合研究所であります。この間いくつか問題になってきた事例を議会で質問してきていますが、結構事件は発生しています。今回は、実験試薬の放射性化合物を管理区域外で保管と使用しており、その一部が管理区域外の実験室の流しに捨てられたと発表したものであります
 12月議会の答弁を踏まえ、市としてどのように対処・対応をしていくのかを伺いたい
3.福祉政策について
 障害者福祉サービスについてでありますが、障害者自立支援法に伴う施策がクローズアップされてきていますが、従来からある地域福祉計画や障害者計画による福祉政策も重要なものが計画されているが、保健センターで子育て支援の立場から障がいの早期発見と初期対応策の施策や障がい福祉センターで実施している児童デイサービスの充実、土曜や日曜日にも開所している児童デイサービスの創出、療育事業における就学支援のサポート体制、就労できる方のための福祉作業所の創出など、他の自治体で実施されていることから、市においても政策として求められてきていることに対し、どのように進めていくのかを伺いたい
4.筑波山登山者の遭難や転落死亡事故対策について
 つくばエクスプレスの開業や関係者の努力で筑波山周辺や研究機関などに多くの観光客が見えていただくようになりました。それらの受け入れについての対応も関係者の努力で対応されてきています。その一方で自治体の果たす役割も新たに出てくるものと考えられます。筑波山に登山をする方の中から遭難や転落して死亡する事故が発生をしています。私もロープウエイやケーブルカーを利用して幾度となく山登りをしていますが、登山道から急な崖になるような所ばかりで危険度の高いように感じております。安全で安心な筑波山登山を実現できるための対策をどうするのか伺いたい
5.筑波研究学園都市の建設推進状況調査について
 研究学園地区建設計画に定めた国の研究・教育機関の建設を推進するために、旧建設省が建設計画標準を定めていたが、平成13年に一団地の官公庁施設が廃止されたことにより、計画標準が適用されなくなりました。こうした状況を踏まえ、研究学園地区の良好な研究環境、都市環境を維持していくために、新たな土地利用のガイドラインの策定に入ったと聞きますが、このことについて市の基本的な考え方と筑波研究学園都市の建設推進状況調査のスケジュールを伺いたい

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