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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

平成21年 3月定例会

質問日

平成21年3月13日 (一般質問)

議員名

瀬戸裕美子

通告内容

1.つくば市学校等適正配置計画(案)について
2.つくば市教育振興基本計画について
3.特別支援教育について
4.地区懇談会について

質問要旨

1.つくば市学校等適正配置計画(案)について
 現在策定中のつくば市学校等適正配置計画(案)についておたずねします。
 @ 19年度におこなわれた学区審議会の答申によれば、教育は中長期の展望の中で、地球・国・自治体・地域などの生活や文化の広い視野のもとで、とりわけ教育の理念の実現を目指して展開されなければならない。
  世界の研究学園都市を標榜する本市はしっかりとした教育の理念をもつ中でこそ「つくば市学校等の適正配置について」の不動の中長期展望をもつことができるのではないだろうか。
  こうした意味で、「学校とは何か」「義務教育とは何か」などを市民が考える共通理念を示す「2020年つくば教育宣言」(仮称)を制定しよう!という提言が、審議の過程であったことを付記しておきたい。
 「学校配置」に関連する検討事項として、「小中一貫」「中 高一貫」「学区の柔軟化」など、政府の教育改革施策や先導的 自治体で進められている問題についても、本答申では言及する ことをしなかった。いずれも、「学校とは何か」「義務教育と は何か」などについての定見なしには、「学校配置」の将来展 望として提言することのできない問題である。
  市教育委員会において、本市の教育の理念(つくば市教育憲章)づくりの方策を検討されるよう強く要望したい。
とあります。このような提言は、どのように生かされたのでしょうか。
 A 学区審議会とは別に、地域の中で学校について話し合うことが必要ではないでしょうか。とくに、統廃合、新設など、大きく地域に影響する事柄に関しては、地域内の住民が話し合い、合意形成していくことがその後の地域活動を円滑に進めるためにも有意義かと考えます。地域での意見交換を、行政側から提案していくことについて考えをお聞かせください。
 B この計画の中で、小中一貫型教育校化を方針として出している学校とそうでない学校があるがなぜでしょうか。
 C この計画の中に出てくる“一体型一貫校”“小中一貫型教育校”12月議会での発言の“小中連携校”について違いをお聞かせください。
 D 幼保小連携事業についてお聞かせください。
2.つくば市教育振興基本計画について
 @ これはどのような計画なのでしょうか。
 A どのような手続き、スケジュールですすめるのでしょうか。
3.特別支援教育について
 市長の施政方針では、“障害のある児童生徒について特別支援教育支援員を配置し、障害のある児童生徒の支援と他の児童生徒の学習環境の確保を図る”という方針を出されていますが、障害のある児童生徒の現状は中学校進学の際に地域の学校への進学が選べない、小学校、幼稚園、保育園への入学入園を断られるというケースもあると聞いています。
 特別支援が必要なこどもが年々増えている状況の中、市は県に対して特別支援学校の拡充を申し入れるだけではなく、先の方針の元に市立学校での受け入れについて示す必要があると考えますが、いかがでしょうか。
4.地区懇談会について
 2月19日に第1回目の地区懇談会が、茎崎中学校区を対象におこなわれました。これから2年間ほどかけて、市内中学校区ごとに地区懇談会を開催する予定と伺っておりますが、
 @ この地区懇談会の目的は何ですか。
 A どのような政策、制度に基づいておこなわれるのでしょうか。                        
 B ここで出された意見や提案はどのように反映されるのでしょうか。
 C 議事録や、当日十分なお答えがなく、後日回答するとされた部分はいつどのように一般に知らされるのでしょうか。
 D 茎崎のふれあいプラザでおこなわれた第1回は、市長はじめ事務局が当日言及されていたように、十分な時間がとれず、市民側に不満の残る内容と感じておりますが、今後の改善点をどのように考えていますか。
 E 今回の地区懇談会を単発で終わるのではなく、地域の課題や自治会単位の問題提起などを話し合える地域協議会の設置などにつなげていくことについてどう考えますか。

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