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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

平成16年 3月定例会

質問日

平成16年3月8日 (会派代表質問)

議員名

須藤光明 (つくば市民政策研究会)

通告内容

1.市政運営の所信について
2.平成16年度の予算編成について
3.主要施策の概要
4.都市と田園が調和するまちづくり
5.福祉都市つくばの実現を目ざして
6.健康で生きがいのあるまちづくり
7.「自律都市つくば」の実現を目指して
8.働く人が元気なまちづくり
9.施策を推進するための体制づくり

質問要旨

1.市政運営の所信について
 地方分権など本格的な地方の時代を迎えて 1、2、3頁
 地方公共団体への権限が委譲されるなど、地方は地方自治新時代に対応した行財政改革に取り組むよう求められています。こうした変革の時代の中で国・県との新たな関係の構築を模索するとともに、地方自治体は自らが地方分権の担い手であるとの自覚のもとに、自らの責任に於いて考え行動し、個性的で活力のある新しい地域社会を創造していくことが急務となってきております。こうした時期こそ、私たちは総力をあげて社会情勢の変化に柔軟に対応できる強固な行財政基盤を築き上げ、真の意味での地方自治を確立していくべきであると考えております。とのことですが、具体的にどのような事なのか伺います
 @ 国・県との新たな関係の構築を模索することについて
 A 個性的で活力のある「新しい地域社会を創造する」ことについて
 B 社会情勢の変化に柔軟に対応できる強固な行財政基盤を築くことについて
 C つくば市では新しい「日本のモデル都市」としての役割を担うにふさわしい都市基盤の整備を図るためとありますが、つくばエクスプレス沿線開発、圏央道の建設を進めるなかで、その周辺地区との整備など、以上、市長の基本的な考えを伺いたいと思います
2.平成16年度の予算編成について
 財政健全化のため自主的かつ主体的な財政構造の改善は 4、5頁
 つくば市におきましても、つくばエクスプレス関連事業や合併関連事業により市債残高が増加し、将来の財政運営の硬直化が懸念されますが、幸い平成17年秋のつくばエクスプレス開業が大きな要因となり、民間需要も着実に拡大しており、平成16年度には税収も増加が見込まれております
 以上のことから市民の声を大切にした新規事業の導入等、積極的な予算編成を行いました。この結果、一般会計の予算総額は 628億3100万円で対前年度比 9.3%の増となりますが、減税補てん債の借換分が含まれており実質 2.5%の伸びであり、特別会計を含めた予算総額は1021億3179万8千円で、対前年比 5.1%の増となっております。特筆すべきことは、平成16年度新規事業が実に多く、90有余に上がっております。とのことですが、長引く経済不況の中、まだまだ地方としては先々不透明な経済状況であります。つくば市にとっては、つくばエクスプレスが1つの光明となっております。これが要因で財政の健全化が図られればと考えますが予算編成の中で市長の考えを伺います
 @ 市としての自主的かつ主体的な財政構造の改善の手法はどうなのか
 A エクスプレス開業が大きな要因となり民間需要も着実に拡大しておりますとなっていますがどの様なことなのか
 B 平成16年度の新規事業90有余について非常に積極的で喜ばしいことですが、特に目玉事業となるのは、どの事業なのか。また本年度から米政策大綱が打ち出されましたが、これについて市長の基本的な考えをお聞かせ下さい
3.主要施策の概要
 「環境都市つくば」の実現をめざして地球環境と共生するまちづくり 7、8頁
  エネルギー問題
 エネルギー問題については、昨年度に引き続き住宅用太陽光発電システムを設置する方に対して、所定の補助金を交付し、システム普及促進に努めてまいります。また新エネコンテストなど市民参加型のイベントの実施やつくばエネルギー推進特区の方策として、つくばエクスプレス沿線のまちづくりに燃料電池等の新エネルギー機器の導入を進めてまいります。とのことですが、環境都市つくばとして大いに推進することと思いますが、そこで
 @ 住宅用太陽光発電システムを設置し、補助交付の実績とその効果について
 A 新エネルギーの機器の導入について
  市長の基本的な考えをお聞かせ下さい
4.都市と田園が調和するまちづくり 8、9頁
 つくばエクスプレスの開業も残すところあと1年数ケ月、もう目に見えるところまできております。その間に沿線開発地区の整備を進めるわけですが、このまちづくりがつくば市全体のまちづくりの成否を左右すると言っても過言ではないと思います。そこで沿線開発地区への誘客と都市の活性化を図るための新たな施設として、つくばミュージアム都市構想の理念に沿え、日本の文化や文明の総合的な学習機能と誘客機能を併せ持った、本格的な体験学習施設や、農村と都市の活発な交流を促すアグリパークの建設を推進いたします。とあります。また、つくばエクスプレス沿線開発の周辺集落では、開発に伴い急激な集落の変化が予測されますが、その影響を未然に防ぐため集落計画の施行や良好な集落居住環境を維持するための保全の整備を実施するとあります
 そして国・県道の整備については、国道のバイパスの整備促進、4車線化の早期実現、県道のバイパス及び拡幅改良などの整備促進を国県に強く要望してまいります。とありますがそこでお伺いします
 @ 沿線開発地区のまちづくりがつくば市全体のまちづくりの成否を左右するとありますが、約1400haの開発をする訳ですから当然かと思います
  つくばミュージアム都市構想の理念に沿い、日本の文化文明の総合的な学習機能と誘客機能を併せ持った本格的な体験学習施設とはどういうものなのか
 A 農村と都市の活発な交流を促すアグリパークの建設について事業量、事業費等、全体計画について
 B 国、県道の整備について強く要望するとありますが、1歩踏み込んで県道等は直接関係者に接することも大事であると考えますが、市長の基本的な考え方をお聞かせ下さい
5.福祉都市つくばの実現を目ざして
 楽しみながら子供を育てるまちづくり 11頁
 「学校教育については、確かな学力、心の教育、特別支援教育、国際理解教育、学校IT教育の5つの学校教育指導の重点項目として明るく楽しい学校」づくりを目指すとありますが私も大賛成です。特にIT教育については、全国でも最高水準に達し内 閣総理大臣賞に輝いた事は多いに賞賛すべきと思います
 16年度には、全校が参加してテレビ会議や家庭学習支援システムなどITを活用した授業を公開したり、シンポジュウム等を行い、更なるIT教育をレベルアップして児童生徒の学力向上に役立てる。さらに児童生徒がいつでも安心してITを授業に利用できる様ITアシスタントを配置し授業のサポートIT機器の操作研修にあたりますとありますが
 @ ITを利用し各中学校、小学校単位に合同学習を促進したら良いと思いますが、考えをお聞かせ下さい
 A ITアシスタントは、各中、小学校に配置するのかどうか、市内の小中学校の生徒一人ひとりが同じIT教育を享受出来ることにより全体のレベルアップにつながり、学園地区の小・中学校も周辺地区の小・中学校も全く同じ教育が出来る事になる訳です。また父兄を始め関係者の教育に対する認識も違ってくると思いますが、考えをお伺いいたします
6.健康で生きがいのあるまちづくり
 高齢者福祉について 12頁
 @ 高齢者福祉については、引き続き介護予防、地域支え合い事業を柱とした各種高齢者対策事業を展開してまいります。と記述されていますが、各種高齢者対策事業の内容をお伺いいたします
 A 図書館の運営について
  図書館の運営については、市民と図書館の協働により行うと言われていますが、議会への一般質問を通じてお願いしてきた、分館構想がありません。ステーションライブラリー等考えをお伺いいたします
7.「自律都市つくば」の実現を目指して
 産業創出についての考え方 16頁
 産業創出については、「つくば市産業戦略ビジョン」に基づき「産業創造都市つくば」を目指して、各種産業振興策を展開し、地域産業及び地域企業の活性化に向けて努めてまいります。特に企業等の立地誘導、そして誘致企業による雇用機会の拡大を図って税収の確保に努める事が必要であります。との事ですが、企業誘致を容易に出来る環境づくりが一番大事であると考えます。市としては、固定資産税の優遇措置を確立させ、有効な土地利用が出来るよう、緩和措置を講じ努力をしている事は評価をするものです。また市内に産業戦略会議を設置し、その効果が波及されると考えますが、市長の考えを伺います
 @ 各種産業振興施策を展開した実績、効果は
 A 企業誘致を図るための土地の有効活用の方法
 B 固定資産税関係の優遇措置の考え方
をお伺いいたします
8.働く人が元気なまちづくり
 芝の振興策について 17頁
 近年の景気低迷により需要が激減しております芝の振興につきましては、つくばグリーン生産者連絡協議会を中心として引き続き需要拡大に向けてのキャンペーン活動を積極的に行い、芝生産農家の活性化を図ります。とありますが、日本一の芝生産地で芝の値段を決められないではしようがありません。私が前から提唱している「つくば芝振興協議会」の設立をする事により品質の良い芝の生産と需要拡大、そしてつくばで芝の値段が設定でき、安定した芝の生産販売ができると思いますが市長の考えをお伺いいたします
9.施策を推進するための体制づくり
 新庁舎について  19頁
 待望の新庁舎につきましては、庁舎建設審議会からの答申を受けて、つくば市にふさわしい庁舎の建設に向けて、諸準備を進めてまいります。16年度は、早期建設に必要な民間資金の活用方法や建設後の現庁舎の後利用について、より具体的な調査・研究を続けてまいります。とのことですが、
@ 審議会からの答申は現在どの程度の内容を受けているのか
A 庁舎建設の立地方針はどうなのか
  土地の買収費や建設費、将来の市民あるいは庁舎利用者の利便性(駐車場を含む)等を考慮して
B 環境面からのまちづくりについて
  以上基本的な事を市長にお伺いいたします

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