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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

平成19年12月定例会

質問日

平成19年12月13日 (一般質問)

議員名

馬場治見

通告内容

1.多重債務者問題施策について
2.母子家庭の就業支援対策について
3.幼児健康診査について
4.観光行政について

質問要旨

1.多重債務者問題施策について
 (1) 平成18年12月に、賃金法の規制等に関する法律等の一部を改正する法律が成立したが本改正法はその内容が4段階に分かれて、公布から概ね3年を目途に順次施行されていくことになり、そしてその実施状況を見ながら、施策の必要性について検討を加えその検討の結果に応じて、所要の見直しも行われるという事であるが、いずれにしても、国はもとより、県又は各市町村は、今後多重債務者の救済に対して真剣に取り組まなければならない事になりますが、市の今後の取り組みについてお伺いします。
 (2) 市の消費者センターの2006年度の相談件数合計約2000件の中で多重債務に関する相談は約14パーセントであり又2007年度は4月1日〜この11月迄17パーセントと増えている現状だと聞いています。又その相談は多岐にわたる問題が多く一組につき約1時間以上かかりこれでは相談対応者3人では全体の対応が大変だと思いますが市はこのような現状をどう思われますか、そして今後の対応をどのようにしていくのかを伺います。
 (3) 市として、多重債務者に対しての、生活再建支援を目的として健全な生活が出来る事を目的に@受け皿作り、多重債務に対する専門の職員の配置と場所の確保が必要である。A市広報にて、多重債務者の掘りおこしを行い又、新聞、テレビなどを通じての呼びかけ、チラシを作っての呼びかけが必要である。B法律家(弁護士、司法書士)へのパイプを太くしてつないでいく必要があると考えるが市の考えをお伺いします。
 (4) 多重債務者は、単に借金だけではなく、その他家庭内暴力、DV、離婚問題等あらゆる問題をかかえている事が多く、この事に対しては民生委員の方の協力も必要になります。そして庁内各部署(特に徴収部門、及び福祉部門)との連携が不可欠であります。その連携をスムーズに図る為にも専門の多重債務担当者が必要と思うが市の考えをお聞かせください。
2.母子家庭の就業支援対策について
 (1) 国は、1)、自立支援教育訓練給付金 2)高等技能訓練促進費 3)常用雇用転換奨励金の3事業を支援しているが茨城県は、自立支援教育訓練給付金が49パーセントの実施にとどまっている現状でありその他は予算計上されていない。国全体の就業支援の実施状況を見ても58パーセントにとどまっている為に国は新たにパンフレットを作りハローワーク等、今後置き啓発していく事を検討している。せっかく作った支援の法律ではあっても使われていない事は残念だと思いますが市はこの事に対してどのように思いますか、又今後の対応策はどのようにすべきだと思うか考えをお聞かせください。
 (2) 国の母子所帯の就業に対する状況は、2006年度での就業率は国全体で、84.5パーセントでありその内臨時パートの割合は43.6パーセント、常用雇用の割合は42.5パーセントであり平均年収(児童扶養手当、生活保護費を含めて)213万であると厚生労働省が発表しました又茨城県の最低賃金は去年から10円上がり平成19年10月20日より、665円となってそれでも今までのアップ率に比べて画期的に上がったとの事であるがいずれにしても、母子家庭にとって大変に低い賃金であるがゆえに、幾つもの仕事をかけもち、時間がない中での教育訓練、高等技能訓練を受けたくても受けることが出来ない現状であります。一刻も早い対応が必要だと思いますが市はどのように考えているか又その対応策はどうしたらいいかをお伺いします。
 (3) 母子家庭に対しても生活苦の中で、多重債務に悩んでいる方も少なくないと思いますが、根本的には、高等技能訓練の希望者にたいしてどうやって受けさせるか。そしてパート等ではなく常用雇用をどう増やしていくかが大事な課題であると思われるが市は具体的に今後どのように取り組んでいくのかをお伺いします。
3.幼児健康診査について
 母子保健法による三歳児健康診査では視力検査、体、心の発達、又は親の育児相談等も行っていると思いますが、特に、弱視(遠視、乱視、斜視)に対しての発見率は受診者の何パーセントかをお伺いします。又発見率を高める為の今後の施策治療方法についてお伺いします。
 (2) 正確な視力検査の為に、視能訓練士の配置は大事だと思うが市の考えをお聞かせください。
 (3) 市は現状の視力検査に、絵指表を使っていると思いますが、高精度屈折異常測定器(オートレフラクトメーター)の導入は視力の異常の早期発見の為に必要であると思いますが市の考えをお伺いします。
4.観光行政について
 (1) 現在のつくば市総合案内所、と筑波山観光案内所の来所者数とどのような問い合わせがあるのかをお伺いします。又案内所に於ける、アピールはどのようにしているか、又今後の課題についてお伺いします。
 (2) つくば市の魅力をもっと広く知ってもらう為に市内のコンビニエンスストア又は、コーヒーショップ等の店舗の協力を得てのつくば観光案内を考えるが市の考えをお聞かせください。
 (3) 現在市は観光マップ、観光ガイド等のパンフを作成しているが、そこに一般企業の協賛広告を掲載してパンフの費用削減を考えるが市の考えをお聞かせください。

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