平成21年12月定例会
平成21年12月9日 (一般質問)
小野泰宏
1.ガバナンスについて、まちづくりに果たす地域の役割について
2.総合計画と基本計画の整合性について
3.介護予防・健康増進運動について
4.観光行政について
1.ガバナンスについて、まちづくりに果たす地域の役割について
市内全体を見渡した場合、つくば市の成り立ち経緯から、各地域によって人口・高齢化率・世代別構成率など、様々な点において大きな違いがあることがわかります。またその違いは、今後ますます顕著になっていく傾向とも思われます。
昨今、「地域主権」ということが言われています。国内の各地では、このまちに住んでよかったと実感できるまちづくりのために、その地域における様々な地域課題を地域に住んでいる住民自らが当事者になって解決を目指そうとする新しい「共助のしくみづくり」や地域に権限や財源を与え、地域が主役となった「元気なまちづくり」を目指す事例が多く見られるようになってきました。
新庁舎開庁を来年5月にむかえるつくば市は、また現在、総合計画の後期基本計画を策定中のつくば市にとって、今まさにこういった側面について中長期的に考える絶好の機会ではないかと考えます。
つくば市における今後のガバナンスのあり方についての考え、まちづくりに果たす地域コミュニティの役割についての考え、そしてその構築のための方策などについて、伺います。
2.総合計画と基本計画の整合性について
最上位計画である総合計画と、各部署において作成を行う基本計画においては、策定年次が必ずしも同時期ではないために、総合計画の見直し点が各基本計画に反映されていないのではとの懸念があります。その点の解決のためにも総合計画への「政策指標」の導入を、昨年の6月議会・9月議会において提案しました。
計画の連携性・有効性の向上のためにも、可能な限り関連性を持っての各種計画策定を行ってもらいたいと考えます。つくば市の考えと現在の状況について、伺います。
3.介護予防・健康増進運動について
平成22年春にオープン予定の「つくばウェルネスパーク」を活用した健康増進策の提案。介護予防運動や健康増進運動に高齢者が参加した時に、ポイント化する運動を展開し、この運動を「健康マイレージ制度」として、施設利用券と交換できるような仕組みを構築する。楽しみながら、介護予防・健康づくりを目指す運動として提案しますが、考えについて伺います。
4.観光行政について
今後の観光施策を考えた場合、従来の視点に加えて、圏央道が開通することを踏まえた国際観光への対応や、街歩き観光に即したソフト・ハード面の整備の必要性が増してくるものと考えます。
現在の課題も踏まえた今後の観光行政におけるロードマップづくりが大変重要になってくるものと考えますが、つくば市の考え・今後の方向性などについて、伺います。