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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

平成21年12月定例会

質問日

平成21年12月10日 (一般質問)

議員名

五十嵐立青

通告内容

1.貧困問題について
2.食品リサイクルシステムの構築
3.児童館の運営について

質問要旨

1.貧困問題について
 かつて一億総中流と言われた日本において、貧困による格差が拡大しつつある。相対的貧困率はOECD中4位と、先進国の中でも上位にあることが分かる。相対的貧困率とは国内の可処分所得を基準とするので問題がないとする論評も散見されるが、物価指数が上昇する点からも相対的貧困率の上昇は看過されるべきではなく、つくば市においても解決すべき課題は多い。そこで;
 1)貧困率と貧困に対する市長の考え
 2)取り分け貧困状態に陥りやすい、ひとり親家庭について就労状況、生活ニーズ、平均年収等の調査実施の必要性
 3)(一例として)調査に基づき、現在母子家庭のみに支給される児童福祉手当について、市独自の父子家庭に対する手当の検証について伺います。
2.食品リサイクルシステムの構築
 食品残さを利用した堆肥化のリサイクルシステム(20年6月議会提案)については、環境負荷、農業活性化、意識啓発等様々な効果が考えられる。異物混入解決や環境教育と関連付けるために、学校給食を利用したシステム構築が考えられる。堆肥化の主な課題としては、@売り先の確保、A高品質堆肥技術の確立、B予算の確保があるが、それぞれにおいては、@市内農業者との連携、A農業団地研究機関や筑波大学との連携、B現在の焼却予算の転換による業者委託、が考えられる。そこで;
 1)食品リサイクルシステム構築についての今後の見通し
 2)3つの課題と対応策への市の考え
 3)実施のためのその他の課題
について伺います。
3.児童館の運営について
 子どもの可能性を開く場として、地域のコミュニケーションの場として、児童館が持つ可能性は非常に大きい。単なる子どもが放課後を過ごす場ではなく、公民館よりも柔軟な多世代交流ができる場になり得るつくば市の児童館の魅力を高め地域と連携するために様々な取り組みが考えられる。;
 1)多世代交流、地域のコミュニケーションの場として児童館が持つ可能性についての市長の考え
 2)児童館業務に精通した職員の効果的配置
 3)児童館運営委員会の設置の現在の状況と今後の対応について伺います。

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