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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

平成22年 3月定例会

質問日

平成22年3月11日 (一般質問)

議員名

永井悦子

通告内容

1.自治基本条例制定について
2.環境政策について
3.公文書保管について
4.風車問題について
5.産業振興について

質問要旨

1.自治基本条例制定について
 自治基本条例は、住民自治に基づく自治体運営の基本原則を定める条例です。その内容については、行政に関する行政基本条例と議会基本条例を統合したものが自治基本条例であるという位置付けや、議会条例がなくても一定内容の基本条例は、自治基本条例であるという考え方があります。どのような内容をもっていれば、自治基本条例であると評価できるかについて、現在確立した考え方はありません。しかし、住民自治の視点から自治体運営の理念・原則とそのための制度・仕組みをルール化した自治体の最高規範が自治基本条例であることは多くの共通認識となっています。自治基本条例制定について市長の見解を伺います。
 1)自治基本条例制定を進める理由と「住民自治」について見解を伺います。
 2)自治体運営の理念をどう考えますか。
 3)総合計画では、地域コミュニティとして自治会の現状と課題を示していますが、住民自治の基盤となる地域コミュニティのあり方や新たな地域コミュニティなどについて見解を伺います。
 4)21年度予算に「自治基本条例に要する経費」とありますが、どのような事業を行い、その評価はどのようなものですか。
 5)自治基本条例は、住民自治の視点が基本となりますが、策定過程における市民参画はどのように行いますか。
2.環境政策について
 1)つくば市環境スタイル行動計画の実施状況をお聞きします。
  環境教育における施策……教1.教4.教11
  交通体系における施策……交1.交2.「自転車のまちつくば基本計画」関連施策
  田園空間における施策……田4.田7.田10
  実験タウンにおける施策……実施体制、各主体の役割の検討
 2)第2次環境基本計画(案)についてお聞きします。
 @「新たな計画の推進方策」として、環境モニター制度が計画されています。この制度は計画に基づく施策の成果を確認する制度と位置づけていますが、実施計画の策定過程(PLAN)や実施(DO)における市民参画・協働のしくみはどのように考えますか。
 A市民アンケートでは「省エネルギー、自然エネルギーに関すること」が「気になる」市民は78%と高い関心を示しています。この様な市民の力を引き出し、温暖化対策に生かしていくことが2030年のCO2 50%削減を成功させる鍵となりますが、地球温暖化対策地方公共団体実行計画の内容と策定の進め方についてお聞きします。
 B市民アンケートでは「農薬の使用」が「気になる」市民は74%となっています。基本計画では「環境保全型農業への転換」を進めるとしていますが、農薬の空中散布の現状とネオニコチノイド系農薬について見解をお聞かせ下さい。
 C計画の進行管理…庁内の進行管理体制で充分ですか。審議会の役割は何ですか。第3者機関による評価は行いますか。
3.公文書保管について
 1)庁舎移転に伴い事務事業の更なる効率化が求められます。一方、開かれた市政実現に向け情報公開制度をしっかりと実施するために公文書保管は大変重要です。そこで公文書保管の状況についてお聞きします。
 @公文書の定義
 A公文書の保存期間
 B公文書の廃棄
 2)庁舎移転後の保管はどの様に行いますか。
4.風車問題について
 1)2件の裁判の経過と判決内容について
 2)控訴、上告の理由について
 3)裁判費用について
5.産業振興について
 市税全体の歳入見込みが厳しい状況にある上、国の補助金事情も不確定なものとなっています。そこで、税収対策として特に従事者が年々少なくなり、耕作放棄地が増えている農業の危機的状況に対応する施策が強く望まれます。新たな産業を興すことはどうでしょうか。国の政策や企業誘致に頼るばかりではない、地元産業の振興策について見解を伺います。

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