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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

平成23年12月定例会

質問日

平成23年12月9日 (一般質問)

議員名

山本美和 (公明党)

通告内容

・つくば環境スタイルについて
・地域を支える情報拠点としての図書館のあり方について

質問要旨

1 つくば環境スタイルについて
 『他地域のモデルとなるべく低炭素社会づくりを目指す「つくば環境スタイル」』の取り組みの状況について伺います。
 『「市民等の協働の実践体制の構築」と「二酸化炭素削減技術の開発・実験」とを統合して、国内・世界への発信・普及を図ることをコンセプトにしている』とのことですがここ近年、産・学・官連携による環境・次世代エネルギーなどの実証の取り組みが他地域でも盛んになってきている現状があります。
 つくばのイニシアチブを発揮するためにも今後の具体的な取り組み等について市の考えを伺います。
(1)伊藤忠商事との低炭素交通社会システムの共同実証プロジェクトの実施結果と総括、今後の展開について
(2)全員参加のモニタリングシティ(実験タウンA)の状況と課題について
(3)低炭素環境モデルタウン(実験タウンB)の状況と課題について
(4)近未来エネルギー(実験タウンC)の状況と課題について
(5)モニタリングシステムの稼働状況とCO2 削減状況について
(6)CO2 削減の見える化、スマートグリッドの導入についての考え
2 地域を支える情報拠点としての図書館のあり方について
 平成18年3月に文科省委託のこれからの図書館の在り方検討協力者会議が報告した提言「これからの図書館像」は、平成13年文科省告示の「公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準」施行後の社会や制度の変化、新たな課題等に対応して、これからの図書館運営に必要な視点や方策等についての提言です。この基準・提言の考え方について、市の図書館の現状と今後のあり方について伺います。
(1)空間(施設)・人(職員配置)・資料(蔵書)、そしてレファレンスサービス・リクエストサービスという基本について現状と課題の認識について
(2)図書館法第2条で、図書館の目的として、教養・調査研究・レクリエーションの3つが挙げられ、すべての図書館で市民の調査研究を支援することが求められています。また、第3条7号では、図書館が時事に関する情報や、参考資料を作成して利用者に紹介することを定めていますが、この役割についての現状と今後のあり方についての考えを伺います。
(3)新たな図書館の設置が困難な経済状況の中で、図書館サービスを充実させ、地域格差を解消するためにもネットワーク化・電子化の更なる充実が求められています。高齢者をはじめとするインターネット接続環境にない住民がもっと気軽に利用できるようなシステムの検討について伺います。
(4)図書館の管理は教育委員会ですが、社会教育機関であり、生涯学習政策の中で図書館運営の方向を示す必要もあります。生涯学習の観点からの図書館のあり方、連携について考えを伺います。
(5)学校図書館との資源共有・連携が各地で進んでいますが、図書館事業の視点からの考えについて伺います。
(6)電子書籍の普及に伴い、今後ニーズは高まると思いますが、印刷資料と電子情報の両方を統合して利用できるハイブリッド図書館の導入についての考えについて伺います。

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