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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

平成24年 3月定例会

質問日

平成24年3月8日 (一般質問)

議員名

山本美和 (公明党)

通告内容

・女性の視点からの防災対策について
・地域を支える情報拠点としての図書館のあり方について
・子育て総合支援センターについて
・各種予防ワクチンについて

質問要旨

1 女性の視点からの防災対策について
 東日本大震災から1年が経とうとしています。被災地では本格的な復旧・復興が急がれる一方、全国各地では今回の震災の教訓を踏まえ、既存の防災対策の見直しが活発化しています。
 国の災害対策の根幹をなす防災基本計画には、2005年に「女性の参画・男女双方の視点」が初めて盛り込まれ、2008年には「政策決定過程における女性の参加」が明記されました。
 女性は地域に人脈を築き、地域のことをよく知っています。介護や子育てといった具体的な経験を通じて、子どもや高齢者、生活者の視点を持っています。こうした女性たちが災害時の担い手として、その力が発揮できるような仕組みが必要です。
 そこで、女性の視点からの防災対策について、市の考えを伺います。
(1)女性の意見を普段から防災対策にしっかりと反映できるようにすべきではないでしょうか。女性の意見を積極的に地域防災計画に反映させるような仕組みについて
(2)避難所運営に女性または、女性職員を配置するように事前に決めておくべきではないでしょうか。
(3)災害時の後方支援や高齢者宅訪問等のきめ細やかな支援を実現するため女性消防団員を積極的に登用すべきではないでしょうか。
(4)避難所運営訓練(HUG等)を取り入れ、地域と連携した(災害時要援護者の参加を含む)防災訓練をもっと積極的に実施すべきではないでしょうか。
(5)災害時の緊急物資の中に、女性や子ども、高齢者、障がい者に配慮した物資が備蓄されているでしょうか。
(6)被災者支援システムを活用し、災害時要援護者リストを作成・活用すべきではないでしょうか。
(7)防災教育を充実させ、災害時の地域の窓口となる各小中学校に防災担当職員を配置すべきではないでしょうか。
(8)広報・告知体制は、女性や子ども、高齢者、障がい者に配慮した検討がなされているでしょうか。
2 地域を支える情報拠点としての図書館のあり方について
 市民にとっての「教育環境」である図書館には、地域の課題解決を支援し、地域の発展を支える情報拠点であることを認識し、図書館行政の一層の充実と推進を図ることが求められています。教育日本一を掲げるつくば市としての図書館のあり方、図書館環境の整備について市の考えを伺います。
(1)つくば市立図書館の望ましい基準を策定すべきではないでしょうか。
(2)各小中学校、地域交流センター、生涯学習課、大学、各研究機関等との連携については、具体的に中央図書館に図書館支援センター的な役割を与えるなど、明確にすべきではないでしょうか。
(3)図書資源共有ネットワークの構築について推進すべきではないでしょうか。
  ア 学校図書館
  イ 地域交流センター図書室
(4)学校図書館の活性化を更に推進すべきではないでしょうか。
(5)電子図書館の導入について早急に検討をすべきではないでしょうか。
3 子育て総合支援センターについて
 東日本大震災の被災の中、子育て総合支援センターがオープンしてまもなく1年になります。
 子育ての不安の軽減・解消を図るため、全市的な子育て支援に向けたネットワーク構築の要として設置された支援センターの現状と課題について伺います。
(1)市内における子育て・子育ち関連情報の収集・活用について
(2)いつでもだれでもすぐにわかるような情報提供、子育て支援を考えたり、かかわったりするきっかけとなる情報提供について(子育て支援のワンストップサービス)
(3)子育て支援者の育成について
(4)子育て・子ども相談総合窓口としての役割について
(5)地域や子育て支援団体とのコーディネートの役割について
(6)研究学園地区における子育て支援拠点の整備について
4 各種予防ワクチンについて
(1)国の「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業」の延長が決まりましたが、つくば市の現状と対応について伺います。
  ア・子宮頸がん予防ワクチン
   ・ヒブワクチン
   ・小児用肺炎球菌ワクチン
 3種の対象者数と費用、市独自の対応状況について
  イ 対象者への告知・広報の方法について
(2)子宮頸がん予防ワクチン薬の「サーバリックス」と昨秋承認された「ガーダシル」の2種類の告知についての考え
(3)ポリオワクチンの「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の切り換え、選択についての考え
(4)高齢者への肺炎球菌ワクチンの公費助成に対する検討について

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