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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

平成25年12月定例会

質問日

平成25年12月10日 (一般質問)

議員名

北口ひとみ (つくば・市民ネットワーク)

通告内容

・中心市街地のまちづくり
・自治基本条例のあり方検討会
・ファシリティマネジメントについて

質問要旨

1 中心市街地のまちづくり
 つくば中心部の国家公務員宿舎廃止にともなう跡地の再生については、つくばの核である中心市街地等を魅力的にするために必要な都市再生のあり方や具体的な都市環境等を検討し、実現のための手法を検討するとして、「つくば中心市街地再生推進会議(以下推進会議)」で検討中です。5月から4回の審議を経て、先月「中間報告」が公表されました。
 この間、財務省始め国交省、県など交え一自治体の再生について協議が行われるのは異例であり、会議設置に奔走された点と非公開部分もありますが、可能な限り公開・公表に努力されている点は評価したいと思います。
 一方、30年余りかけて築かれた国家公務員宿舎を中心とするゆとりある緑豊かなペデストリアンデッキや公園を始めとする空間や街並み、また国の道百選にも選ばれた東大通りの並木などは、つくばの魅力の一つであり、今後どのように再生されるか大きな影響をもつと考えます。
(1)こういったゆとりある緑豊かな景観を残す点について市長のお考えは如何でしょうか。
(2)推進会議では、中心市街地の景観やゆとりある街並みについてどのような議論・協議・課題があったのでしょうか。
(3)これまでのまちづくりについては、その都度地区計画などをかけ、良好な環境の整備保全を行っています。今回廃止予定の中心部公務員宿舎跡地はエリアも広く、TX駅からも近く、商業地域に隣接していますが、どのような手法が検討されていますか。
(4)推進会議の中間報告では、「規制誘導」や「売却手法やインセンティブ等と組み合わせ」、これまでよりも踏み込み、実効性を高める方向性が示されており、大いに期待するところですが、具体的にはどのような内容を検討中ですか。
2 自治基本条例のあり方検討会
 平成22年8月からこの間、38回の市民ワーキングチーム会議と15回の市民ワークショップ、市民・議会・行政の3者合同ワークショップ等が開催され、推進に取り組まれてきております。
 昨年度は無作為抽出による5,000人市民アンケート・全区会等の長600人アンケート、条例策定済み230団体・制定には至らなかった11団体への自治体アンケートも実施し、この度「条例としての目的、効果、実効性などの観点から、基本的なあり方を検討する委員会を設置し、方向性を見い出して」行くとのことです。
 以下をお聞きします。
(1)あり方検討会の進捗状況について
(2)あり方検討会について設置要綱では概ね15名の委員が選定されるようですが、以下について伺います。
  ア 委員の構成と人数
  イ 今後のスケジュール
(3)これまでのWTの成果、WS・アンケート結果などの活用について
(4)これまでの課題として「市民の認知度の低さ」「自治基本条例のわかりにくさ」があげられましたが、市民へはどのように働きかけをする予定ですか。
3 ファシリティマネジメント
 多くの自治体が、一斉に作られた公共施設の一斉老朽化を迎え、並行して高齢化が進み、財政構造の変化を余儀なくされるという大きな課題に直面しています。その解決方法として取り組まれている手法にファシリティマネジメント(FMとは、企業・団体等が保有又は使用する全施設資産及びそれらの利用環境を経営戦略的視点から総合的かつ統括的に企画、管理、活用する経営活動−つまり施設のハード面だけでなく、運営も含めソフト面も合わせ管理運営)があり、その必要性は前回の一般質問でもやり取りがあったところです。
 かろうじて、つくば市は人口も税収も増加傾向にあるものの、施設老朽化や高齢化の問題は避けられない状況にあります。そのような中、先駆けてFMに取り組んだ自治体でよく言われているのは「現状把握に一日も早く取り掛かること」です。つくば市でも、公共施設白書作成に向け、現状把握を行っているようです。
 以下をお聞きします。
(1)公共施設白書の進捗状況
(2)つくば市のファシリティマネジメント上での課題
(3)今後の予測と進め方

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