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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

平成27年 3月定例会

質問日

平成27年3月9日 (一般質問)

議員名

大久保勝弘

通告内容

・つくば市まち・ひと・しごと創生について
・つくば紫峰学園の跡地対策と整備事業の推移について
・介護予防と生活支援総合事業について
・道の駅と125号バイパスについて
・(仮称)つくば市総合運動公園の進捗について
・つくば市の消防本部・消防団の方針と火災・救急対策と今後の取組みについて
・交通事故防止対策について
・ニセ電話詐欺対策について
・TX研究学園駅への快速電車等の乗り入れについて
・つくば市立病院の移管について

質問要旨

1 つくば市まち・ひと・しごと創生について
 国では、まち・ひと・しごと創生総合戦略を発表しました。長期ビジョンでは、@2060年に1億人の人口維持。A2050年代に実質GDP成長率1.5〜2.0%程度。B東京一極集中の是正をする。基本目標は、地方で若者30万人の雇用創出(5年間)個別目標は、@農林水産業の新規就業者5万人、A外国人旅行者の消費額を3兆円に拡大、8万人の雇用創出B中核企業支援で8万人の雇用確保、(新卒者の地元就職率80%)具体策では、@農林水産業の「6次産業化」や輸出を支援、A免税の簡素化や大型クルーズ船の受け入れ拡大で、外国人旅行者を2,000万人確保、B「地域しごと支援センター」の新設などと具体的施策を設定しました。また、人口対策では、特殊出生率(13年1.43人)を30年に1.8人、40年に2.07人にする、60年には、1億人に維持ができるとの見通しです。なお、全国の自治体に本年度中に「地方版総合戦略」を作成するよう求められております。茨城県や各市町村も総力を上げて、大胆な発想で戦略を考えているようです。つくば市まち・ひと・しごと創生の基本方針から、取り組み方、雇用対策・人口減少対策・経済対策等について、お伺いいたします。
2 つくば紫峰学園の跡地対策と整備事業の推移について
(1)教育日本一を目指し、「つくば紫峰学園」が平成29年春の開校をいたしますが、小学校5校(山口小含み)、筑波東中学校、計6校の跡地利用の基本方針は、どのように考えておりますか。学区内では、地域の活性化や地元の住民も利用出来るような方法を期待しております。スケジュール等についてお伺いいたします。
(2)つくば紫峰学園の整備事業が進んでおりますが、推移状況について、また、通学の集中する時間の安全対策に、歩道橋やガードレール整備、歩道に色表示の案内などについて、なお、つくば百合ケ丘学園との統合について、ご要望が出ておりますが、その後の進捗について(連絡協議会含み)お伺いいたします。
3 介護予防と生活支援総合事業について
(1)戦後70年、団塊の世代が75歳以上になる2025年、認知症の人が約700万人、総費用は、20兆円と現在の倍の見通しです。65歳以上の高齢者の5人に1人が、認知症になると厚生労働省は、報道しております。有病率が上昇する事になります。60年には、850万人から上昇の場合は、1,154万人とのことです。認知症の費用の90%が税金と介護保険料、患者10%の負担です。本年は介護保険料(27〜29年:3年ごと)の見直しもありますが、つくば市の、@介護保険料について、Aアンケートの基本チェックリストの内容と結果・活用について、B介護予防対策・認知症対策は、今後どのように予測し取り組みますか、お伺いします。
(2)国は、「要支援1、2」高齢者向けサービスの一部をH27年4月から、段階的に市町村の事業へ移す制度改正を行う予定であり、全国では、H27年度114の自治体(7.2%)が実施予定、茨城県内は3市町村、H28年度277(17.5%)予定、H28年度まで各自治体の選択方式です。H29年度1,069(67.7%)予定、H29年度から全市町村が責任を持ち運営します。各市町村が知恵を出し、市民満足度を高めるサービスを提供することになります。行政の力量が問われる時代になります。つくば市の取組と新しい介護予防と生活支援総合事業の進め方について、お伺いいたします。
4 道の駅と125号バイバスについて
 全国では1,030道の駅、県内には11の道の駅があり、県南にはありません。道の駅と125号バイパスは、今までも質問しておりますが、つくば市の発展に大きな貢献が出来ると思います。
 北部地域には、施設一体型小中一貫校により教育環境の整備、総合運動公園が出来ることにより、大きな流れの変化が出来て活力がでると考えます。道の駅と125号バイパスの整備が整うことにより、筑波山はじめ山麓全体(旧筑波地域)の観光や歴史・文化が、より大きな魅力となり、まち・ひと・しごと創生総合戦略としても有効であり、地域に雇用が創出され、定住が進み、名産品等のブランド化により経済効果が高まり、安定する社会が創造できます。現状の取組と考え方をお伺いします。
5 (仮称)つくば市総合運動公園の進捗について
 つくば市総合運動公園基本計画策定委員会の、@基本計画(案)の議論の内容と結果について、また、Aパブリックコメントの結果251人、690件とありますが、具体的な内容について、B実施計画の進め方、スケジュール等について、C市民の皆様に全体像を地区別に丁寧な説明会や周知対策等について、今後どのような方法で進めるのか、お伺いします。
6 つくば市の消防本部・消防団の方針と火災・救急対策と今後の取組みについて
(1)平成26年の火災概要と出火原因、また、救急概要と内容・課題、女性消防団の任務について、市民の皆様と共有化しなければならないことについて、応急手当講習会等、今後の取組についてお伺いします。
(2)消防本部も庁舎敷地内に新築され、新たな環境体制の中でスタート致します。今後も少子高齢化時代が一層加速して進む中で消防本部・消防団の役割は大きく責任も重要であります。新たな決意で、平成27年度取り組まれると思いますが、基本方針等をお伺いします。
7 交通事故防止対策について
 平成26年の茨城県内の交通事故は12,535件、死者132人、内高齢者60人全国ワースト13位、高齢者の事故減少数43人は全国1位、死者高齢者率は約45%、つくば市内954件、死者8人、前年比マイナス6人、高齢者3人ですが、高齢者の交通事故件数が多くなっております。道路の横断中42%、夜間は、16〜20時まで事故が多く、自転車のライト、反射材、車は、早めのライトなどと県警では、かわら版や、いばらきシルバー交通安全情報等で広報しております。つくば市内の現状と取組について教えてください。
8 ニセ電話詐欺対策について
 平成26年のニセ電話詐欺被害は、過去最高の559億円となり、毎日のように報道されています。県内では300件、金額で、約14億3,100万円、手渡しや現金送付と手口も変わってきているようです。60歳以上80%、女性が70%と多くなっていると聞いています。注意するには、留守番電話の設定、現金の話は詐欺とのことです。注意喚起チラシを警察から頂き市民に回覧しておりますが、現状と対策について、今後の取組についてお伺いします。
9 TX研究学園駅への快速電車等の乗り入れについて
 TX開業10年を迎え、乗車は、毎日約32万5,000人と聞いており、つくば市の発展にも、大きな貢献を頂いております。安全・安心で快適な輸送で、より乗車人数の増大が出来るよう推進したいと思います。つくばと秋葉原間の45分は、最大の魅力になります。
 現在の研究学園駅は、通勤快速を朝と夕方各4本ですが、通勤快速の増便及び通勤時間帯以外での運行。
 また、快速電車の乗り入れに対する取組についてお伺いします。
10 つくば市立病院の移管について
 平成11年4月より休止していた市立病院の48床から40床に減らし、筑波メディカルセンターに移管される記事が報道されましたが、人口増により救急患者数の増加とのことです。茨城県とつくば市で協議した結果、救急医療体制の充実を図るためとの内容ですが、これから、国の同意を得て決定するとのことです。
 救急搬送の受け入れについては、患者を救急車に乗せてから、搬送先の受け入れ病院を確認するまでの時間が夜間などはかかると聞いておりますので、大変有効と考えます。現状と、今後の推進計画、スケジュール等についてお伺いします。

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