第9号 茎崎地域団地内の旧上下水道施設の撤去を求める陳情
平成19年5月28日
請願・陳情第9号
平成19年5月28日受付
つくば市議会議長
久保谷 孝 夫 様
陳情者 住所 **********
氏名 *********
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茎崎地域団地内の旧上下水道施設の撤去を求める陳情
【陳情の趣旨】
旧茎崎町の大規模団地には、開発業者によって建設された専用の給水施設および汚水浄化施設が、水道企業団や公共下水道への接続・供用開始後も、数多く放置されさびついた無残な姿をさらし続けています(資料1。写真参照)。
茎崎町時代から住民より撤去の要望は出されていましたが、合併を前にした平成14年4月11日付け、団地区長懇談会要望書に対する茎崎町町長の回答では「上下水道施設の撤去については、つくば市・茎崎町の新市建設計画に位置付けされていますので、当該土地の利用等を検討すると共に、実情を鑑みながら実施してまいります。」としています(資料2)。
この回答書を裏付けるように
*合併時の「新市建設計画事業一覧表」(内部資料)では、「地球環境と共生するまち」の「水環境」事業として「地区給水施設撤去工事」(平成15年、16年度1370万円の予算)があげられています(資料3)。
*「新つくば市総合計画実施計画」(平成15年度〜17年度)では、旧汚水処理施設の撤去が予定されていました(15年度城山、16年度宝陽台、17年度桜が丘)。(資料4)
にもかかわらず、いまだにいずれも着手すらされておりません。
旧上下水道施設の建設費用は、入居住民が購入費用のなかで負担してきたのであり、関連住民と自治体や水道企業団に対して他の受益者にはない貢献をしているといえます。市は19年度から都市計画税を導入し、市街化調整区域の住民にも負担を求めていますが旧上下水道施設の撤去といった費用に充当されなければ、我々は二重の負担を強いられることになりかねません。
また、市は景観や環境美化に関する条例を提案していますが、景観・環境美化の上からも、安全の面からも極めて問題のある粗大ゴミを市有地の上に放置しては、羊頭狗肉のそしりを免れないでありましょう。
記
1.団地内の旧給水施設を早急に撤去して下さい。
2.団地内の旧汚水処理施設を早急に撤去して下さい。