平成21年度補正予算の適切な執行に係る意見書
意見書第3号
議決日:平成21年9月18日
議決結果:原案可決
国において平成21年度補正予算の凍結や組み替えが示唆されているところ、平成21年9月定例会において可決された平成21年度つくば市一般会計補正予算(第5号)については、その財源が平成21年度補正予算に基づく国の交付金、補助金等に依拠したものとなっている。
つくば市では、地域主権を先取りした自立した都市づくりに邁進し、子育て支援、教育、地球温暖化対策などの改革に資する施策を積極的に展開しているところであるが、国において補正予算の執行が凍結された場合においては、本9月議会で議決した経済対策等の財源が直接の影響を受けることとなる。当市では、財政状況が大変厳しく、国からの財源が影響を受けた場合、独自に財源を手当して執行することは極めて困難である。事業の執行停止が余儀なくされると、地方経済復興の困難を惹起し、市民生活に重大な影響を与えることとなる。
政府におかれては、かかる地方の実情を御理解の上、いたずらに地方財政を混乱させることのないよう取り扱われたい。
以上、地方自治法第99条の規定により提出する。
つ く ば 市 議 会
(提出先)
衆議院議長 横 路 孝 弘 様
参議院議長 江 田 五 月 様
内閣総理大臣 鳩 山 由紀夫 様
財務大臣 藤 井 裕 久 様