東日本大震災からの復興に関する決議
決議第2号
議決日：平成23年3月25日
議決結果：原案可決
去る3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は，東北地方を中心に，人命に多大の損害を与えるとともに，住宅や社会インフラの損壊など，甚大な被害をもたらした。また，原子力発電所にも深刻な損害を与え，原子力緊急事態宣言が発せられるなど，未曾有の大災害となった。
つくば市においても，負傷者が発生したほか，多くの住宅，塀等の損壊に加え，道路，公共施設等の社会インフラや，電気，水道等のライフラインなどに甚大な被害を被った。これに，原子力発電所災害による放射能汚染が追い打ちをかけ，この震災が市民生活及び地域経済に与える影響は計り知れない。
この震災に対応するため，市民をはじめ，被災地の皆様は懸命の努力を続けており，本市においても，直ちに災害対策本部が設置され，全庁を挙げてインフラの復旧や被災者の救援・支援に取り組まれている。
また，被災の激しい福島県からの避難者に対しても，人道的立場から支援に取り組んでいただいているところである。
このような状況を踏まえ，つくば市議会としても，執行部の進める震災支援・復興対策に，議会の立場から協力し，連帯して，本市の復興に当たることが肝要である。
よって，つくば市議会は，ここに，この震災による被災者救済と市民生活の一日も早い復興に向け，市民各位の理解と協力のもと，全力を傾注して取り組むことを表明するものである。
以上，決議する。
平成23年3月25日
つ く ば 市 議 会