第33号 1校に1名以上の学校図書館司書補助員の配置と十分な図書費を求める請願書
第33号
平成18年9月14日
文教福祉常任委員会
平成18年10月26日
趣旨採択とすべきもの
平成18年12月22日
議決結果:趣旨採択
△請願・陳情第33号
請願・陳情第33号
平成18年9月14日受付
つくば市議会議長
久保谷 孝 夫 様
請願者 住 所 **************
氏 名 ************
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TEL&FAX ********
紹介議員 永 井 悦 子
内 田 千 恵
金 子 和 雄
田 宮 直 子
今 井 孝
1校に1名以上の学校図書館司書補助員の配置と十分な図書費を求める請願書
【請願趣旨】
現在、つくば市内では全小中学校の学校図書館に「司書教諭」が配置されていますが、多くの司書教諭が担任と兼任なので、ほとんど図書館運営に時間をかけられない状況です。そこで、平成15年度から、市民の請願もあり、「学校図書館司書教諭補助員」が配置されました。(平成15年度8校、16年度12校、17年度16校配置されました。)
学校図書館司書教諭「補助員」というと、単に補助的業務を行っているように思われがちですが、実際は学校図書館に専従し、貸し出しや整理に携わり、整備・修繕を始め、子ども達の関心や興味を促す工夫・積極的な本の紹介・資料相談・図書検索・資料収集・選書など多岐にわたるサービスを行ってくれています。
配置された学校では、図書貸し出し数や読書数がのびており、その効果は明確・好評で、これまで未配置の学校・PTAからの要望もあり、今年度は、市内全小学校38校に司書教諭補助員が配置になりました。
しかし、配置条件が
前年度まで:1人1校専任、年間 180日、1日4時間 だったのですが、
今年度は :1人2校兼任、1校当たり年間79日ずつ、1日4時間
に変更になり、実質1校につき週2日しか勤務できません。子ども達の登校日は約 200日で、これまでの 180日でも、時間数は不足状態でした。これでは図書の貸し出しも毎日はできない状況で、ましてや本と子ども達を結ぶ様々なサービスはできにくい状況になります。
文字離れが進んでいると言われ、学習面でも特に調べ学習・総合学習面で、子ども達に優良で使いやすい図書を充実し、読書環境・図書環境を整えるのも重要です。それ以上に、本が読まれるため、興味・関心を引き出す役割をしてくれる学校図書館の専従者として司書教諭補助員は無くてはならない存在です。
そこで、次のとおり請願いたします。
【請願内容】
1.学校図書館司書教諭補助員の勤務時間を削減せず、日数は登校日と同じか、それ以上にして下さい。
2.学校図書館司書教諭補助員の配置は、1校1人以上の専任にして下さい。
3.図書費を増額して下さい。