第13号 つくば市薬師土地区画整理事業への助成についての請願書
第13号
平成17年6月1日
都市建設常任委員会
平成17年8月19日
採択すべきもの
平成17年9月16日
議決結果:採択
△請願・陳情第13号
請願・陳情第13号
平成17年6月1日受付
つくば市議会議長
久保谷 孝 夫 様
つくば市薬師土地区画整理事業への助成についての請願書
請願者 住 所 *************
氏 名 **************
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紹介議員 須 藤 光 明
田 宮 直 子
小 野 泰 宏
1.件名 つくば市薬師土地区画整理事業への助成について
2.内容 本事業は、旧大穂町の中心市街地であった大曽根地域の一角として、昭和48年12月に市街化区域に編入された時にまちづくりの方向性が定まりました。
研究学園地区の開発が進む一方、旧市街地は衰退する状況の中で、地域再生に向けて、昭和60年3月薬師地区( 6.9ha)や宿西地区(38.9ha)を含む大曽根地域一体の「土地区画整理事業A調査(約 112ha)」が旧建設省の補助事業により、旧大穂町が主導する形でスタートしました。
続いて昭和61年3月薬師地区周辺の「土地利用転換調査」が旧国土庁の補助事業により行われ、勉強会を重ねながら、本格的にまちづくり計画に取り組み、平成2年2月、同意率 100%のもとに本組合が設立され、事業に着手しました。平成4年10月には宿西地区の組合設立が続きました。
本地区は、平成5年1月には当初計画通り工事が完成し、同年11月には換地処分を行い、保留地処分を除き事業は終了いたしました。
ところが、その後の経済崩壊による地価下落等の影響を受け、残った保留地の処分に難航を極めました。
その間、金融機関からの借入金利子はかさみ、下落した市場価格に合わせて保留地を売却せざるを得ない状況となり、10年間の売却努力の結果、最終的に平成15年4月に完売いたしました。
しかし、この10年間に保留地価格を下げたことによる収入減と借入金利子の増大により、約4億円の欠損金が生じております。
この欠損金を清算しなければ、事業の完了並びに組合の解散ができないため、数年来の議論の末、本組合では昨年9月から組合員自らが賦課金を納付し、欠損金の解決を図っております。
しかしながら、組合員の負担には限度があり、市と金融機関からの援助が不可欠な状況にあります。
このようなことに鑑み、本事業が完了し、土地利用が促進され、宿西地区に連なる健全なまちづくりが推進されるよう、事業完了並びに組合解散のため、つくば市からの助成をいただきたく請願するものであります。