第6号 市民が行政と協働してまちづくりに参画できる基本ルールの策定を求める請願書
第6号
平成16年2月25日
文教厚生常任委員会
平成16年3月16日
採択すべきもの
平成16年3月22日
議決結果:採択
△請願陳情第6号
請願陳情第6号
平成16年2月25日受付
つくば市議会議長 兼 平 英 雄 殿
市民が行政と協働してまちづくりに参画できる基本ルールの策定を
求める請願書
提案理由
<別紙>の通り
紹介議員 野口 修
山口 進
滝口隆一
内田千恵
宮本次郎
提出者
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氏 名 住 所
代表 ***** **********
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<別紙>
市民が行政と協働してまちづくりに参画できる基本ルールの策定を
求める請願書
(請願理由)
つくば市では、平成17年秋のつくばエクスプレス開通を控え、新しいまちづくりがさまざまな形で、議論され進められています。
その中で、つくば市は、まちづくりへの積極的な市民参加を訴え、シンポジウムやNPOへの支援等広く施策を展開しています。最近では、つくば市が策定する都市マスタープランの検討において、市民参画によるワークショップを開催し、市民の意見を取り入れるという試みも行われています。
また、よりよい生活環境の創出を目的にボランティアなどの形で環境美化や自然環境の保護などを実践している市民が多くいることはご存知と思います。
そうした中で、市長におかれましても新年の挨拶で、「市民協働のまちづくり」を提唱されました。
このような動きは、市民にとって大変有意義なことと思われます。
私たち多くの市民は、自分たちの住むまちをよりよいものにしたいと考え、さまざまな形で、行政と協働してまちづくりを進めていきたいと願っています。
もちろん、まちづくりとは、道路や施設を作るだけではなく、福祉や環境、教育、文化、交通問題など市民生活全般に関係しています。このすべてに、当然ながら市民の意見が反映されるべきと考えています。
しかし、市民が行政や事業者と協働して、住みやすいつくば市、わがまちとして誇れるつくば市にしようとまちづくりへの参画を思い立ち実行しようとしても、現状では参画のためのルールがありません。そのため、行政、市民双方ともに誰が、どこまで、どのような方法で協働していくのか迷ってしまい、最後は行政任せ、事業者次第という姿になりがちです。結果として、一部では市民の思いと掛け離れたまちづくりが進行しているようにも感じられます。
重要なことは、行政と事業者と市民が協働してまちづくりを進めるための「基本的なルール」づくりをできるだけ早く進めることだと思います。
なお、この「基本的なルール」としては、他の自治体の先進事例などから、自治基本条例、まちづくり条例、市民参画条例、審議会等の公開条例などの検討が必要かと考えています。
以上のことから、私たちは「市民が行政と協働してまちづくりに参画できる基本的なルールを早急に策定するために動き出すこと」を求めます。なお、この「ルール策定に当たっても、勉強会など検討段階から市民を参画させること」も併せて請願と致します。
以上