第7号 万博記念山車委託に関する請願書
第7号
平成16年5月6日
産業経済常任委員会
平成16年6月15日
不採択とすべきもの
平成16年6月18日
議決結果：不採択
△請願・陳情第７号
請願・陳情第７号
平成16年５月６日
つくば市議会議長 兼平 英雄 様
万博記念山車委託に関する請願書
請願者
住所 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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氏名 ＊＊＊＊＊＊
紹介議員 山 口 進
１．件名 万博記念山車委託に関する件
２．内容
特定非営利法人つくば市民会議機構は、「市民の意志が市政に反映されるこれからの新しい「まち」づくり」に貢献することを目的としております。
最近旧各地域の環境は活気を失い、その上子供達の遊ぶ姿も見られない淋しい状況にあります。従って地域の子供達と会話するチャンスも、また近所の子供であっても何処の子か分からないと言った現象が起きています。さらに親殺し、子殺し、児童虐待、暴力、セクハラ、ストーカー等の事件が後をたたず、日本の将来に不安と危機を感じざるを得ない国状にあります。そこで当機構は各地域の伝統的お祭り、行事等を通し地域住民と子供達の交流、親と子の愛、絆等を育む場をつくり、地域の融和とコミュニケーションを図りその結束力によって先に述べたような堪え難い事件発生を抑止し子供達が安心し学べる環境づくりに寄与する所存です。
その為に祭りに関して実績のある万博記念山車を有効利用し、旧各地域で開催する伝統的お祭り、行事等に積極的に協力、支援等実施し地域の方々に喜び楽しさ、想い出等提供、さらに事件抑止と地域活性に繋がるよう努めてまいります。
そこで、谷田部おはやし保存会と万博記念山車との関連及び事業実績について簡単に説明致します。その関係は科学万博開催が閣議決定され会場地が旧谷田部町に決まった時点から始まります。当時議員の方々より万博記念山車製作に当たり協力を依頼され、デザイン、規模、機能、また業者の選定等任され、その信頼された重みと任された重責を認識し使命を果たしてまいりました。昭和60年２月万博記念山車は完成し、無事納入され同年３月２日に山車竣工式において修祐の儀、降神の儀、入魂など、とどこうり無く挙行されました。昭和60年３月待望の科学万博が開催され同年３月23日谷田部の日イベント会場ステージにおいて、この日を楽しみに励んできた小、中学生と一緒に万博記念太鼓「つくばの夜明け」を演奏、また会場において山車を引き廻し、おはやしに合わせ踊りを展開、会場盛り上げに貢献してまいりました。
その後も地域のお祭り、行事に山車を繰り出し、おはやし、おどり、万博記念太鼓など披露、地域の方々に想い出、楽しさ、喜び等提供してまいりました。その間何度か山車の思いがけない故障に遭遇しましたが、その故障を的確に見極め緊急対処し危険を回避してまいりました。従って、一般の方々には分からない欠陥個所についても熟知しております。
従って改修、改善の予定がある場合には必ずお役に立てると確信しています。その際はお申し付けいただければ当機構が責任をもって全うする所存です。ここまでは山車との関わり、経過、思い、期待、愛着などの一端を説明してまいりました。
そこで、当機構は山車改修、保全、倉庫の清掃、受付等、管理運営について委託を受け、旧各地域並び商工会、農協その他企業、研究機関等支援体制を調えると共に市民の方々が何時でも気軽にご利用いただけるよう努めてまいりたいと考えております。その最も優先する目的は、希薄になった地域交流と子供達の安全な環境構築、さらに学園地区との不公平感の和らぎと元気のない旧地域の活性などに資することであります。
従って管理委託料の多い少ないに拘るものではありません。何卒当機構の意図する志をご理解の上その任を委託くだされますよう請願します。