第14号 性同一性障害を持つ人々に対しての証明書、申請書の不要な性別欄の撤廃を求める請願書
第14号
平成16年5月26日
総務常任委員会
平成16年9月14日
不採択とすべきもの
平成16年9月22日
議決結果:不採択
△請願陳情第14号
請願陳情第14号
平成16年5月26日
つくば市議会議長 兼平 英雄 様
性同一性障害を持つ人々に対しての証明書、申請書の
不要な性別欄の撤廃を求める請願書
請願者 住所 ***************
氏名 *****
紹介議員 金子和雄
野口 修
山口 進
請願理由私 は、性同一性障害の当事者です。性同一性障害というのは、心の性と体の性が一致せず、その食い違いに苦しむ状態をいいます。そのため、医学的、心理的、社会的、家族的及び経済的な様々な問題を抱えています。
特に、戸籍の性別と社会生活上の性別が異なることにより、就労する際、医療機関等を利用する際など様々な場合に困難を伴います。昨年、「性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律」が成立しましたが、この法律は、性別適合手術を受けた人に適用されるもので、治療中の人には、適用されません。性別適合手術をするまで、戸籍上の性別に気を配りながらの生活になります。法律が成立したといっても、性同一性障害者すべてを救うものではありません。
それ故に、公的機関等で、発行される証明書などの性別欄が撤廃されれば、性別に違和感を持った性同一性障害者を救う手段となります。また、昨年、水戸市議会では、性同一性障害に配慮し、不要な性別記載欄の撤廃が採択されました。つくば市でも、証明書、申請書からの可能な限り、不要な性別欄の撤廃を求め、ここに請願いたします。