第15号 「つくば市里山等保全条例」に関する請願書
第15号
平成16年5月26日
建設常任委員会
平成16年6月15日
趣旨採択とすべきもの
平成16年6月18日
議決結果:趣旨採択
△請願陳情第15号
請願陳情第15号
平成16年5月26日
つくば市議会議長 兼平 英雄 様
「つくば市里山等保全条例」に関する請願書
請願者 住所 ***********
氏名 **** ***
紹介議員 亀山大二郎
1.件名 『つくば市里山等保全条例』の制定を求める請願
2.内容 つくば市には、多くの「里山」や「棚田」があります。平成12年、つくば市は土地活用等具現化方策検討会の提言を受けて、平地林保全、緑地保全の支援方策に関し、条例・要綱の整備、緑の基本計画等の策定を行うことを広報しております。
国は、今国会に新たな価値の評価を図って『文化財保護法改正案』を提出し、文化財として保護すべき対象に「文化的景観」という新たな分野を創設しました。「文化的景観」とは、人と自然とのかかわりの中で生み出され、伝統的な産業の姿や、人々の生活様式が投影されている景観のことで、「里山」や「棚田」などが、これに該当します。
世界的にも、「世界遺産」の中に「自然的要素が宗教や芸術など人間活動によって重要性を与えられている景観」として「文化的景観」の考え方が導入されフィリピン・コルディレラ地域の棚田が登録されています。
平成16年3月定例会市議会で、市長も「里山環境は、持続的な保全整備及び活用の施策を策定し、具体的な取り組みに向けた検討をしていきたいと思っています。」と答弁しています。
平成12年に、つくば市が里山保全の条例制定等を広報してから4年を経た現在、国会も法律改正で故郷に残る牧歌的里山や棚田の保全に取り組んでいますので、私達一同は、まさに期は熟したと考えまして、ここに『つくば市里山等保全条例』を制定していただきたく、請願申し上げる次第です。