第19号 「介護保険制度の改善を求める意見書」を国に要請する請願書
第19号
平成16年8月19日
文教厚生常任委員会
平成16年9月14日
採択すべきもの
平成16年9月22日
議決結果:採択
△請願陳情第19号
請願陳情第19号
平成16年8月19日
つくば市議会議長 兼平 英雄 様
「介護保険制度の改善を求める意見書」を国に要請する請願書
請願団体
団体名 *************
代表者 *****
住 所 ***********
紹介議員 橋本 佳子
請願理由
介護保険は平成12年4月の施行後5年を経て,制度全般についての検討と見直しの時期を迎えています。この間,高齢化の進行と制度が広く知られるようになった結果,要介護認定者が制度発足時の約218万人から平成15年12月には約376万人へと約7割増加し,制度改善への国民の願いは切実になってきています。
ところが,財政制度の議論や構造改革推進の流れのなかで被保険者を20歳以上に拡大することや,給付対象から要支援などを排除する,また,利用料の値上げ,入所者の食事・居住費の自己負担の導入,障害者施策との統合などを検討する動きが伝えられ,高齢者と家族,関係者,国民のなかに懸念が広がっています。
介護保険を安心して利用できる制度へ改善することは,国民の共通の願いです。
つくば市議会が政府に対し,介護保険制度の見直しに当たって,下記事項を十分留意されますよう,地方自治法にもとづき意見書提出について決議されますよう請願します。
記
1.介護保険料・利用料の引上げや給食費・居住費の自己負担を導入しないこと。国庫負担を引き上げること。
2.保険料・利用料の低所得者向けの免除,軽減制度を国の制度として整備すること。
3.特別養護老人ホームをはじめとする基盤整備,および,介護予防施策の拡充をはかること。
4.障害者支援制度との統合をおこなわないこと。
以上