第13号 つくば市での災害・非常事態の避難時において伴侶動物(犬・猫・小動物等のペット)同伴避難の容認を求める請願
第13号
平成23年8月25日
環境経済常任委員会
平成23年11月9日
趣旨採択すべきもの
平成23年12月16日
議決結果:趣旨採択
請願23第13号
平成23年8月25日
つくば市議会議長
飯 岡 宏 之 様
請願者 特定非営利法人 ポチたま会
住所 茨城県取手市*******
氏名 代表 *****(全国動物ネットワーク所属)
特定非営利法人 しっぽのなかま
住所 茨城県笠間市******
氏名 代表 *****(全国動物ネットワーク所属)
特定非営利法人 動物愛護を考える茨城県民ネットワーク
住所 茨城県つくば市********
氏名 代表 *****(全国動物ネットワーク所属)
紹介議員 田 宮 直 子
つくば市での災害・非常事態の避難時において伴侶動物(犬・猫・小動物等のペット)
同伴避難の容認を求める請願
〈請願要旨〉
さきの東日本大震災において、「伴侶動物(犬・猫・小動物等)」を同伴する被災者が飼育動物の放棄を強制されたり、避難所・仮説住宅への入居を拒否されるという事例が数多く起こっています。この事例は法的にも、福祉の観点からも、到底受け入れられるものではありません。
同様の事態がつくば市でも起こる可能性は十分ございます。これを事前に防ぐためには、何らかの施策が緊急に必要と思われます。
〈請願事項〉
1.つくば市での災害・非常事態の避難時において、「伴侶動物(犬・猫・小動物等のペット)同伴の被災避難者」に対し、動物の飼育の継続、避難所・仮説住宅・公営住宅への入居、支援物資・義捐金の受給等の権利を保障するべく、制度の整備等のご配慮を頂けますよう請願いたします。
〈請願理由〉
1.所有・飼育する動物を放置し、衰弱・餓死に至らしめることは「動物の愛護及び管理に関する法律」における
・「動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないように」(第1章第2条より抜粋)
・「動物の健康及び安全を保持するように努めるとともに」(第3章第2節第7条より抜粋)
の事項に反するものであるから。
2.現在、日本国内・つくば市内においても、動物を飼育することは(「所有権」としても)公然と認められている。
また、人生をともにする「伴侶動物」との関係は、飼い主と動物双方にとってかけがえのない家族関係そのものである。
それらお互いの隔離・別離の強制は、前述の法的根拠及び、市民とその伴侶動物両者に対して守られるべき福祉を不当に侵害するものであるから。
3.現在の東日本大震災の被災者や、今後の緊急事態に対する柔軟な支援体制の確保と、地域貢献に大きくつながるものであるから。
以上