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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

平成22年 6月定例会

質問日

平成22年6月10日 (一般質問)

議員名

小野泰宏

通告内容

1 つくば市行政経営システムについて
2 つくば市危機管理指針について

質問要旨

1 つくば市行政経営システムについて
 新庁舎が誕生。「新たなつくばの幕開け」にふさわしい「行政経営」の構築を今こそ目指す必要があると考えます。
 着眼点として、「縦割り行政」の弊害をなくし、市民満足度向上につながる生産者・地域視点重視の施策実現のために、平成18年3月に策定した「つくば市行政経営システム」について、まず現状の取り組み状況について伺い、その後以下の側面について、問題提起や提案を含め、今後のつくば市の考えや展望について、伺います。
(1)政策形成の一貫した流れの仕組みの構築については、現状どのようになっているのか。
 前年度の各事業評価・決算・次年度方針策定・予算編成・予算確定につながる政策形成の観点から、現状課題がないのかどうか。
(2)総合計画・基本計画の進行管理を着実に進めていくための前提となる基本計画の各年度ごとの目標設定と進行管理、そして施策評価を行っていくべきではないのか。
(3)策定している実施計画の記述を見ると「計画事業の事業費」による予算編成型進行管理になっているが、より分かりやすく、そしてさらに活用するためには、現状の実施計画の策定方法や記述方式、進行管理に改善が必要ではないか。
(4)各施策から各事務事業への目標展開について、施策成果指標と事務事業成果指標のすり合わせは、必要ではないのか。そして、その上での組織目標と個人目標設定状況とその評価について、つくば市の課題解決の流れにそった仕組みになっているのかどうか。
2 つくば市危機管理指針について
 危機管理は、自治体における最重要基幹業務のひとつであると考えます。宮崎県の口蹄疫の問題では、「初動体制の遅れ」が指摘をされています。多くの場合、こうした「初動体制の遅れ」とその後の被害拡大の因果関係に議論が集中しやすい傾向があります。
 教訓に学ぶ。そしてそのことを活かすためには、「平常時の危機管理」「緊急時の危機対応」、そしてその後の「危機収束時の対応」等が日常的に総合的にそして迅速になされることが重要と考えます。
 その点から、今回つくば市が平成22年3月に策定をした「つくば市危機管理指針」は、時宜をとらえた取り組みであると大変評価をするものです。
 危機管理についてのつくば市の基本的な考え、そして危機管理指針の概要についてまず伺い、次に以下の内容についての考えや具体的な内容、取り組みについて、伺います。
(1)危機管理指針の対象とする危機事象(想定)の中での現状でのマニュアル整備状況についてと今後のマニュアル策定や見直しのスケジュール・進行管理について
(2)平常時の危機管理における危機発見から緊急対応の事前準備においてまでの考えや取り組み内容について
(3)平常時の危機管理における危機兆候の情報収集から危機管理のための初期対応の心得についての考えや取り組み内容について
(4)緊急時の対応における「危機管理広報」についての考えや体制、事前の準備(メディアトレーニングの実施等)などについての考えについて
(5)類似被害に対する住民の不安感の解消対策についての考えや取り組み内容について

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