平成20年 3月定例会
平成20年3月10日 (一般質問)
金子和雄
1.小田城跡について
2.宇宙航空研究開発機構での事故について
3.障がい者自立支援法に伴う施策及び福祉行政について
4.図書館&学校図書司書について
5.研究機関等の事故に対する対応について
6.児童館について
1.小田城跡について
年次計画で進めてきている小田城跡の保存整備についても収束期に入りつつある時期となっているが、これまでの事業における公有化、発掘調査、復元整備基本計画などについて伺いたい。また、復元整備基本計画の設計作成や復元遺構整備の手法、これまでに発見されてきた史跡のまとめ、ガイダンスなどの取り組みについて。
2.宇宙航空研究開発機構での事故について
宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センターにおいて毒物が実験室内に漏れた事故の報告が市との約束事である公害防止に関する確認書で報告義務があるのに報告が遅れた。事故内容と経緯に関して市の対応を伺いたい。
3.障がい者自立支援法に伴う施策及び福祉行政について
平成15年からの支援費制度、その後障がいのある人々の自立を支えるとして自立支援給付と地域生活支援事業を柱に障がい者自立支援法を策定してきたが、厚労省の当初見積もりの甘さから財源不足が生じ、障がい者団体や当事者団体など不安を持つ人々からの要請を受け多額の補正をしてきた経緯があります。この程、利用者負担の更なる軽減措置、事業者に対する激変緩和措置、新法への移行等のための緊急的な経過措置を実施することとしました。事業者に対する激変緩和措置と新法への移行等のための緊急的な経過措置については平成18年度において、県でも基金を造成するよう指導がなされていると思うが、この特別対策の施策でつくば市における基本的な考え方や進め方、具体的な支援策について伺いたい。
また、障害者計画で定めた事についての進捗状況も伺いたい。
4.図書館&学校図書司書について
図書館概要によると図書館総経費が下がってきているが利用者のニーズに対応できているのか、また、学校図書司書補助員の配置についての動向はどのようになってきているのか伺いたい。
5.研究機関等の事故に対する対応について
ここ数年、当時は国の大学や研究機関、近年は独立行政機関などによる遺伝子組み換え実験では無許可の研究、化合物溶液の誤廃棄による被害、管理区域外での放射性物質の保管、無許可での危険物の保管、研究室での火災、そして今回の筑波宇宙センターで毒物が実験室内に漏れた事故の報告の遅れがあり、市との約束事である公害防止に関する確認書で報告義務があるにも関わらず遅れた事などこれまでも様々な不始末が発生しているが、いずれの案件も市にお詫びと報告がある。研究機関の危機管理に対応する市の窓口担当の必要性を感じるが、これまでの経緯に鑑み市長の考えを伺いたい。
6.児童館について
児童館が設置されていない学校区の地域から放課後児童対策の拠点である児童館を望む父母の声を多く聞くが、対応策を伺いたい。