平成23年 9月定例会
平成23年9月8日 (一般質問)
小野泰宏
・つくば市の人材育成について
・つくば市高齢者福祉計画について
・行政経営システムについて
1 つくば市の人材育成について
地方分権時代において、今後のさらなる住民サービスの向上を考えた時、「課題発見」や「課題解決」の担い手となる自治体職員の人材育成、能力開発の取り組みは、重要な意味を持つものと思います。
また、その際の重要な観点として、採用・人材確保から、勤務評定、異動・昇進、そして研修を含めた人事管理全体の中で、「自ら考え、学習する」ということを、いかに促す制度にしていくかという点があると考えます。
以上のような観点から、平成19年11月に作成した「つくば市人材育成基本方針」に掲げた内容の現状と課題・対策・今後の展開についての考えなどについて、伺います。
(1)概観的に、現在のつくば市における人材育成の課題については、どのようなことがあると認識しているか。
(2)以下の人事管理制度の内容について、伺いたい。
ア 人事評価制度について
(ア)この制度の基本的目的は何か。
(イ)導入後のこれまでの改善点と面接(評価基準の理解を含む)や評価結果のフィードバックは、どのようになされているのか。
(ウ)今日的な課題(危機管理・コスト意識・協働など)に対する評価項目や基準の導入・見直しなどは、適時になされているのか。
イ 目標管理制度について
(ア)目標連鎖、目標の共通認識が重要。こうした点を含む組織と個人の「目標設定」については、どのようになされているのか。
(イ)設定された組織目標の市政の方向性との整合性確認の方法について
ウ 研修制度について
(ア)ここ数年の研修体系の考え方、着眼点や目標とするところ、改善点などについて
(イ)研修受講者の満足度調査とその結果分析については、どのように行っているのか。
(3)今後の「人材育成」に対する考えについて
2 つくば市高齢者福祉計画について
「高齢者がいきいきと穏やかにともに生きるまちをめざして」の第4期高齢者福祉計画の施策評価と次期計画についての展望などについて、伺います。
(1)現計画の施策評価について。主要な数値目標についての達成状況(総合計画とも連動した形)と課題については、どのように認識しているか。
(2)国の最近の「高齢者政策・介護保険制度」については、どのような動向にあり、論点があるのか。
(3)平成24年度からの次期計画の第5期高齢者福祉計画策定の現況と今後の予定・展望などについて
3 行政経営システムについて
「事務事業評価制度」について、これまでの取り組み状況と「施策評価」についての検討状況を中心に、評価結果を活用し、次年度の予算編成に活かす行政経営システムのあり方について、伺います。
(1)「事務事業評価」導入後の制度の改善点、評価結果の活用状況、これまでの外部評価における主な意見について
(2)「施策評価」についての現在の検討状況
(3)今後の更なる行政経営システム構築に向けた考えや論点、方向性などについて