平成23年 9月定例会
平成23年9月9日 (一般質問)
永井悦子
・自治基本条例策定について
・防災対策について
・風車事業について
1 自治基本条例策定について
昨年5月に始まった自治基本条例策定は、地区別ワークショプを終え、8月には市民ワーキングチーム・職員ワーキングチーム・議会の合同勉強会が開かれ、率直な話し合いが行われました。このような議論を受け現在市民ワーキングチームによる骨子案のたたき台づくりが行なわれています。
しかし、市民ワークショップ、地域別ワークショップの参加状況などから、条例づくりが市民に充分浸透する為には、もう少し時間が必要ではないかと感じています。
(1)つくば市の自治基本条例づくりのテーマである「市民が主役のまちづくり」を実現する前提として、市民主権は重要であると考えます。市民主権について市長の考えをお聞きします。
(2)職員ワーキングチームの役割と市民ワーキングチームとの連携はどのように行なうのかお聞きします。
(3)市民間の充分な議論が必要だと考えますが、今後市民が参加する機会はどのようなものがありますか。
2 防災対策について
東日本大震災は、防災への取り組みを根底から考えさせられる機会となりました。今後相次ぐ余震や首都圏直下、東南海など大型の地震が予測され、予断を許さない状況が続きます。今回の対応を充分検証し、実効性のある防災計画、活動マニュアルづくり、訓練が重要となります。
(1)震災対応についての全職員へのアンケート、部署毎の検証について、目的、まとめ、活用についてお聞きします。
(2)実際に機能するための訓練が必要と考えますが、展示的な総合防災訓練とは異なる当事者意識が持てる市民レベルの訓練実施についてどのように考えますか。
(3)緊急時まず自助、共助を求める行政の発言がありますが公助に支えられる自助、共助でなくてはならないと考えます。震災前、社会福祉協議会や防災科学技術研究所の協力を受け、自主的な防災訓練や学習会を行なった地区があります。今回の震災時にどのような効果があったのでしょうか。
(4)震災後の耐震化の考え方と計画についてお聞きします。
ア 震災後の建造物の安全性についての考え方と対応をお聞きします。
イ 耐震改修促進計画の検証と現況の耐震化率
ウ 公共施設の耐震状況と今後の計画
エ 学校の耐震状況と今後の計画
3 風車事業について
早稲田大学との損害賠償請求訴訟が結審しました。これまで風車事業について市民への説明は、平成18年8月15日広報つくばに掲載された環境課の「小型風力発電機設置の経過」で、その結びは風車の安全管理と訴訟の遂行、市の信頼回復に向けて対応していくとなっています。事業全体を総括し最終的な市民への説明が必要だと考えます。
(1)事業の進め方について、教訓とし改善すべき点はどのような事か市長の考えをお聞きします。
(2)市民への説明、報告はどのように行いますか。
(3)撤去作業など今後の予定についてお聞かせ下さい。