平成25年 6月定例会
平成25年6月20日 (一般質問)
宇野信子 (つくば・市民ネットワーク)
・発達障害のある子ども達への支援について
・市内の研究機関における放射能事故の対応体制について
・市内の研究機関における遺伝子組み換え作物の展示栽培について
1 発達障害のある子ども達への支援について
(1)保健センターの発達相談、および障害福祉課の発達障害相談に寄せられた子どもの発達障害に関する相談件数、主な相談内容、相談後の対応と結果についてお聞きします。
(2)発達障害のある子どもの市立幼稚園への就園について
@ 就園に関する相談の件数、主な相談内容
A 相談を受けたうち、市立幼稚園へ就園した割合。また就園しなかった子ども達の行き先はどうなっていますか。
B 市立幼稚園に通園している園児のうち、なんらかの障害があり、特別な支援が必要な子どもの人数。
C 市立幼稚園における障害児介助員の配置状況。
D 保護者の付き添いを求めたのは今年度何件ですか。付き添いの目的と現在の付き添い状況について、お聞かせください。
E 園児募集要項に入園対象者について「幼稚園において集団生活を送ることができる幼児」と書かれている理由について、お聞かせください。
F 以前、筑波大学との連携の一環として、幼稚園教諭の長期研修が実施され、幼稚園における特別支援教育の充実に効果があったと聞いていますが、実施時期と実施人数、その成果についてお聞かせください。また、現在は実施されていないようですが、今後についてお聞かせください。
(3)小学生の特別支援教育の状況について
@ 市内の小学生でつくば特別支援学校へ通学している人数の年次推移
A 市内の小学校の特別支援学級に在籍している人数
B 小学校の特別支援学級に在籍し、保護者の付き添いを実施している児童の数、付き添いの目的、付き添いの実施状況
C 小学校における特別支援教育支援員の配置状況(配置人数、週当たり述べ時間数)
D 特別支援担当教諭と支援員への研修が行われていますが、23、24年度の研修内容をお聞かせください。
(4)サポートブック「すてっぷのーと あゆむ」が作成され、市のHPで公開されました。障害児・者への支援において、就学前、学齢期、青年期というライフステージをつなぐ一貫した支援体制作りを目指すツールであり、画期的な取り組みです。作成までの経緯と、今後の活用・普及方法について伺います。
(5)障害のある子どもを養育する家族の負担を軽減する一時預かり(レスパイト)のニーズは高いと思われますが、市の施設や市内民間事業所における受け入れ態勢や情報提供についてお聞かせください。
2 市内の研究機関における放射能事故の対応体制について
東海村J−PARCで放射能漏れ事故が起こり、研究者など30名が被ばくしたとのことです。つくば市内にも多くの研究施設があります。研究者も含めたつくば市民の安全確保のため、市内の各研究機関における放射線発生装置の安全管理について、特に放射能漏れ事故の予防体制、発生時の対応体制をどのように確認しているか、伺います。
3 市内の研究機関における遺伝子組み換え作物の展示栽培について
市内の研究機関において遺伝子組み換えの除草剤耐性ダイズと害虫抵抗性トウモロコシの展示栽培が行なわれているが、この開発企業は、世界各地で特許問題や除草剤等化学物質の毒性情報の隠蔽などで訴訟になっており、その実態が「モンサントの不自然な食べもの」というドキュメンタリー映画になっています。先日つくば市でも上映され、約300人が集まり、関心の高さが伺えます。
過去に、この展示栽培の見学会のお知らせが市内の小中高校で配布され、見学会ではメリットのみ説明されたと参加者から聞きました。
(1)見学会のお知らせは毎年配布されているのでしょうか。
(2)市民、小中高校生に対する情報提供が偏ることのないよう、研究機関に求めてはいかがでしょうか。