平成20年 6月定例会
平成20年6月19日 (一般質問)
瀬戸裕美子
1.地産地消と食育について
2.小中一貫校について
3.中央図書館の指定管理者制度導入について
1.地産地消と食育について
@ 地球温暖化を食い止めるために、さまざまなてだてが考えられていますが、先日の3Eフォーラムの基調講演の中で、市長がフードマイレージに触れ、地産地消について話されました。
低炭素社会の実現に向けて、地産地消を進めることは有効な手段の一つと考えます。つくば環境スタイル計画の中にも地産地消の推進が事業の柱の一つとしてとりあげられています。今後地産地消をどのように市内で広げて行くのか、つくば市の考え方をお聞かせください。
A 現代の日本人は輸入食品にたよりがちな食生活を余儀なくされていますが、農畜産物の豊富な茨城県にあって、つくば市は地産地消が成り立つ環境にあると考えます。
学校給食においても、環境教育としてまた食育の一環としてもできる限り取り入れていただきたいと考えます。
食育基本法のなかでは、国は県や自治体に対して食育基本計画を策定し、効果的に進めるよう定めています。昨年度、茨城県は食育基本計画を策定し、今後はこの計画に従って、食育を進めていくものと考えますが、つくば市としての食育基本計画の策定について、お聞きします。
B 学校給食法のなかで、給食は教育の目的を果たすために実施すると明言されています。一方、つくば市環境基本計画の中で市の取り組みとして、「生ゴミなどで生産した堆肥を学校給食に提供する野菜などの栽培に利用し、地産地消を進めます」とあります。市は現在学校給食センター整備基本計画を策定中です。学校給食センターのありかたは、市の学校給食の方針を実現するハード部分です。そこでこの計画の中に市の進めようとしている地産地消はどのように取り入れられるのでしょうか。
C 学校給食センター整備基本計画の進捗状況についてお聞きします。
2.小中一貫校について
春日地区に新設が予定されている小中一貫校についてお聞きします。
@ 新設校を小中一貫校にする理由について
A 小中一貫教育を導入する考えに至るまでの経緯について
B 小中一貫校の設立については、昨年度春日地区に作られる小中学校についてのアンケートの中に一項目記載があったのみで、その部分についてのフィードバックなどはありませんでした。どこで一貫教育についての検討が進められているのでしょうか。現在までの検討状況をお聞かせください。
C 小中一貫校の導入にあたっては、つくば市の公教育が何を目指すのかという基本方針や教育基本計画が必要ではないでしょうか。市の考えをお聞きします。
3.中央図書館の指定管理者制度導入について
3月定例議会で中央図書館への指定管理者制度導入についてお聞きしましたが、その後の経過についてお聞きします。
@ この制度導入について検討し決定する担当部署はどこですか。
A 住民サービスに直接関わる重要な事案にもかかわらず、事前に住民へのヒアリングがまったくなかったのはなぜでしょうか。
B つくば市組織改編ワーキングチームは、図書館への指定管理者制度導入に関して、世田谷区立図書館が同制度導入によりサービスが向上した例を示しています。しかしよい例としてあげているにもかかわらず、世田谷区は現時点にいたるまで指定管理者制度を導入していません。このことについて、どのようにお考えでしょうか。
C 今後指定管理者制度導入に関してどのようなスケジュールが予定されているのでしょうか具体的な日程と検討事項をお知らせください。
D 導入に当たって住民の意見をどこでどのように取り入れていく予定でしょうか。