平成26年12月定例会
平成26年12月4日 (一般質問)
皆川幸枝 (つくば・市民ネットワーク)
・ICT教育について
・子ども子育て支援新制度について
・高齢者医療福祉対策について
・総合運動公園基本計画について
1 ICT教育について
小中学校で実施されている“ICT教育”は、ICT活用のメリットだけが強調されるのでなく、その注意点や弊害も子ども達に伝えなければなりません。ICT教育とは何か、把握していない保護者も多く、心配の声も聞こえてきます。以下の項目について確認します。
(1)ICT教育で目指す教育、目的は何か。
(2)具体的な授業内容は。また、ICTを使わないとできない教育とは何か。
(3)スマホ・携帯・ネット依存症、ネット上でのいじめ等、様々な問題についての注意喚起や情報モラル教育はどのように行われているか。
(4)子ども達が情報を読み解く能力である「情報リテラシー」を身に付けるための具体的な方策。
2 子ども子育て支援新制度
平成27年4月に施行予定の、子ども子育て新制度について伺います。
(1)この新制度は自治体が実施主体となります。つくば市としての制度の目的をどのように考えているか。
(2)公立幼稚園、公立保育園の変更点
(3)新制度へ移行予定の施設数(公立、私立)
(4)保護者にとっての変更点
(5)保護者への周知方法・説明会スケジュール
(6)認可外保育所の施設数・利用者数
(7)新制度の理念に基づき、利用者(保護者)がその益を公平に受けられるという視点で、子ども子育て会議ではどのような議論が行われたか。
3 高齢者医療福祉対策について
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、つくば市の75歳以上高齢者人口は今後10年間で3割増え、一方、15歳〜64歳の現役世代は減少します。高齢者施設や介護サービスが不足し、できるだけ地域で暮らし続けられるまちづくりに向け、保健、医療、福祉の連携が求められています。そこで、以下の高齢者対策について、施策の現状と今後の取り組みについて伺います。
(1)居宅訪問介護や訪問看護を進める国の方針について、つくば市での取り組み状況と、今後の進め方について伺います。医師会や施設事業者との連携はどのように進められていますか。
(2)要介護3以上は24時間見守り介護体制が必要と考えられているが、現在市内の要介護3以上の人はどれくらいいますか。在宅、施設入所、施設入所待機中のそれぞれの人数を伺います。
(3)高齢者人口の急激な増加により、介護、医療が破たんするのを防ぐためには、元気に自立して生活できる健康長寿寿命を伸ばす対策が急務です。そこで、以下の3点について伺います。
ア 今年スタートした高齢者ボランティアポイント制度の進捗状況と今後の進め方。今後、老人ホームなどの施設以外への展開は考えているか。
イ シルバーリハビリ体操等の講師派遣事業を全地域の集会所で展開する事業の進捗状況と、今後の進め方。
ウ 要支援1、2を対象とした訪問生活支援と通所リハビリ事業の今年度の実施状況と今後の進め方。
エ 見守りネットワーク事業の進捗状況と課題は。
(4)地域ごとに事業所に委託して配置している在宅介護支援センターの役割と、利用状況、今後の展開について伺います。
4 総合運動公園基本計画について
現在の状況について伺います。
(1)計画している施設内容
(2)概算工事費・概算維持管理費
(3)費用対効果の分析結果
(4)パブコメの実施時期
(5)整備スケジュール
(6)基本計画策定委員会の状況