平成２７年 ６月定例会
平成27年6月22日 (一般質問)
宇野信子 (つくば・市民ネットワーク)
・総合運動公園基本計画に掲げる障害者スポーツについて
・公共施設および都市インフラの維持管理，更新費用について
・総合運動公園の事業費について
・都市再生整備計画（研究学園都市北部地区）について
１ 総合運動公園基本計画に掲げる障害者スポーツについて
総合運動公園基本計画の方針に「障害者スポーツ」を掲げています。そこで、以下の点について伺います。
（１）障害者、家族、関係団体等から上がっている要望などで、優先順位が高い、障害福祉におけるつくば市の課題をどのように考えていますか。
（２）市内の障害者団体や、家族会などから、総合運動公園を作って、障害者スポーツに力を入れてほしい、という要望が出ているのでしょうか。出ている場合どのような内容ですか。
２ 公共施設および都市インフラの維持管理、更新費用について
土浦市で水道管が老朽化で断水した、と報道されています。漏水した仕切弁は1981年に設置され、耐用年数30年を４年過ぎていたとのことです。上下水道施設の適切な更新が、自治体にとって大きな負担になり、後手に回っている実態が明らかになりました。そこで、以下の点について伺います。
（１）現在策定中の公共施設等総合管理計画において、公共施設等とは、どういう範囲を対象とするのでしょうか。道路や上下水道は含まれますか。
（２）市が管理する都市インフラについて、今後の整備計画や、長寿命化、更新計画と、それに伴う財政計画は、いつ、どのように策定し、公表するのでしょうか。
３ 総合運動公園の事業費について
市内20か所で開催されている懇談会において、市民の関心が非常に高い事業費と財源について伺います。
（１）４月に発表された中長期財政見通しの中で、後年度想定されている主な普通建設事業について、事業費と一般財源が記載されていますが、国庫補助はどの程度見込んでいますか。
（２）総合運動公園整備では、国庫補助４割程度を見込んでいるが、見込み通り出なかった場合、どうするのでしょうか。
（３）２期工事以降の整備内容は、社会情勢や市民ニーズを見極めて検討する、とのことですが、施設内容が変わった場合、費用対効果分析の1.38という数字は、どうなるのでしょうか。
（４）市長は「総合運動公園を作っても、他の事業や市民生活に影響はない」「総合運動公園建設をやめても、その費用を他の事業に回すことは出来ない」と説明されています。しかし、補助金は別の事業に使えなくても、一般財源や市債返済の財源は、別の事業に回せます。なぜ、そのような説明を繰り返すのですか。
（５）総合運動公園の経済効果については、懇談会でも具体的に試算した数字を出してほしい、という意見がありました。市長は総合運動公園の経済効果について、「ワールドカップのキャンプ地では、経済効果30億円だった」という例を挙げて説明されています。この数字の根拠について、ご説明ください。
４ 都市再生整備計画（研究学園都市北部地区）について
総合運動公園用地内にスポーツの森交流センター（5.4億円）とスポーツ医科学センター（2.4億円）、障害者スポーツ学習施設（1.6億円）が計画されていますが、以下について伺います。
（１）総合運動公園基本計画との関係
（２）総合運動公園事業費に含まれていない理由