平成28年 3月定例会
平成28年3月7日 (会派代表質問)
黒田健祐 (つくば自由民主党・つくば維新の会)
・市長の政治姿勢について
・市政運営の基本方針
・予算の概要
・主要な政策
・結びに
1 市長の政治姿勢について(1〜3ページ)
「2 3期12年を振り返って」からも本年が節目の年である事が伺えます。「所信」の中でも述べられておりますがこの12年厳しい財政状況からスタートし市役所統合庁舎建設など将来のつくば市にとって必要な施設整備を進めてきた等の実績を主張されております。一方で総合運動公園基本計画は住民投票の結果を受け白紙撤回されました。12月定例会においては問責決議案が可決されました。そういった12年間の市政運営をどのように省みているのか伺います。
2 市政運営の基本方針(3〜6ページ)
「住んでみたい 住み続けたいまち つくば」の実現を図るため3つの視点を掲げております。「連携」の意識を重視し以下に続く4つの主要施策が「人・地域・未来」を「つなぐ」ものであると解釈します。過去の「所信」においても意識はされてきたものでありますが、本年はより意識されていると感じます。市長のこの「つなぐ」に込めた考えをお聞かせください。
3 予算の概要(6〜7ページ)
全会計の合計で約1,369億円という過去最大級の予算であります。「選択と集中」の観点にたち・・・予算編成を行いました。とありますが具体的にお教えください。
また高齢者に対する施策のメッセージ性が「所信」全体を通して薄く感じますが予算編成をするにあたりどういった点を考慮したかお示しください。
4 主要な施策(7〜15ページ)
4つの主要施策を掲げておりいずれも本市発展において重要な施策であると考えております。下記についてお尋ね致します。
(1)つくばの特性を生かした産業競争力の強化で仕事をつくる
「しごと」が「ひと」を呼ぶ。そういった考え方に立てば「しごと」を作り出す事は本市に「ひと」を流入させる重要な要素であります。各インフラの充実、特区制度の活用、6次産業化等本市においては新しいステージの途に就いたばかりであり継続的な努力が必要な領域と考えます。市原市政12年という立場から見た場合つくば市の現状と今後の展望についてお伺い致します。
また「所信」において市内事業者(地場産業等)に対するメッセージ性が薄いと考えますがその点をどのようにお考えか伺います。
(2)結婚し、子どもを産み・育て、健康に生活できる環境をつくる
結婚・出産・子育て・教育という切れ目のない政策展開を生産人口世代(若者世代)に対して行う事は人口の流入と定住に大きな影響を与える要素であろうと考えます。「所信」において各種取組について述べられておりますが住んでみたいまちとして選択される為、他市と比較した場合のつくば市の強みと今後の課題を各分野ごとにどのように考察し施策展開を行うのかお聞かせください。
また「健幸長寿日本一をつくばから」というスローガンのもと出前健康教室や出前体操教室を実施してまいります。とありますが具体的にお教えください。
(3)交流・居住環境の魅力を高め、つくばにひとを呼び、ひとを留める
「所信」に「東京圏への転出が超過しており・・・東京圏から本市への人の流れをつくることが必要であります。」と述べられております。(観光・移住・定住の促進)において本市のPRと交流人口の増加を図る施策が述べられておりますが東京圏から本市へ人の流れをつくるにあたり現状と課題をどのように考察されて各施策展開を行うのかお伺い致します。
(4)公共交通網で結ばれた安全で安心な地域をつくる
(公共交通網の整備と拠点化の推進)は本市の人口密度や地理的条件等考えると重要施策であります。バスICカードやバスロケーションシステムの導入を図るとありますがどのように利便性が高まるのか具体的にお教えください。また公共交通の今後に関してどのように考えているか見解を求めます。
5 結びに(15ページ)
本市が誕生して来年で30周年を迎えるわけであります。一貫して「住んでみたい 住み続けたいまち つくば」を掲げ、そのスローガンを目指し邁進していく趣旨が述べられておりますが今後の市政に対するおもいを伺います。