令和元年9月定例会
令和元年9月10日 (一般質問)
大久保勝弘 (つくば市政クラブ)
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・平沢官衙遺跡の改修工事について
・つくば物語の基本方針とイベント関係の運営等について
・ふるさと納税の取組について
・つくば市の経済成長戦略について
・高エネ研南側未利用地の利活用について
1 平沢官衙遺跡の改修工事について
平沢官衙遺跡は、今から千年以上前の奈良・平安時代の筑波郡の役所跡です。1980年(昭和55年)に国史跡に指定され、2003年(平成15年)に筑波の正倉院としてスタートして16年が経ちます。校倉・土壁双倉・板倉の3棟を復元、20棟の建物跡地の柱部分に木製の杭を打ち、管理をしていただいておりますが、改修工事について、以下お伺いします。
(1)管理の基準・方針について
(2)3棟それぞれが、改修工事をする時期となっていると考えます。特に、中央の土壁双倉は、茅葺屋根のために竹がむき出しになっており、雨漏りのおそれがあります。一般の家庭では、改修する時期と考えますが、今後の計画について
(3)20棟の建物跡地の柱は、当初木製の杭で作り、その後、竹で対応をしてきましたが、今では竹はボロボロで、ボルトがむき出しになって危険であるため、ロープを張って管理していますが、今後の計画について
2 つくば物語の基本方針とイベント関係の運営等について
つくば市の秋のイベントとして、つくば物語は定着し、北部地域振興の拠点として、平沢官衙遺跡は大きく成長してきました。筑波山周辺の山麓秋祭りとの連携や自転車ロードレースのスタート地点、平沢市営駐車場は、自転車練習の方や宝篋山登山客で満車になります。また、茨城県の広報誌であるひばり7月号には、表紙中央に大きく掲載され、知名度アップもしております。基本方針・取組等について、以下お伺いします。
(1)平沢官衙遺跡への年間来場者数の推移について
(2)つくば物語の基本方針と、スタートしてからの主な取組内容(イベント・来場者数・費用等)について
(3)令和元年度のつくば物語の計画が中止になった理由について
(4)今後のつくば物語の運営計画について
(5)まつりつくばをはじめ、大きなイベントの主な運営内容(イベント・来場者数・費用等)について
3 ふるさと納税の取組について
ふるさと納税の件で大阪府泉佐野市が話題になりましたが、2018年度の県内のふるさと納税寄付額は、約136億円と前年度から約1.5倍に増えました。受入額で県内トップの境町は、前年度の約3倍、一般会計予算125億円の約半分に当たる60億8,254万円を集めて、全国8位の巨額収入となりました。収支額30億6,483万円の黒字です。
また、2位の守谷市は、12億687万円、3位の日立市は、10億9,904万円、4位のつくばみらい市は、2017年度の1,633万円から約60倍に当たる10億2,697万円となっております。
つくば市は、受入額4,113万円で、収支額5億6,320万円の赤字となり、県内で一番の減収です。以下お伺いします。
(1)ふるさと納税の年度別経緯(受入額から収支)と返礼品について
(2)県内上位の市町村との運営や取組の違いについて
(3)今後の運営方針と魅力的な返礼品対策・計画(受入額から収支)等について
4 つくば市の経済成長戦略について
つくば市の中長期財政状況を考えたときに、今後、ますます少子超高齢化社会を迎え、社会環境は一段と厳しくなり、財政収支運営に影響が出て、財政調整基金に頼ることや市民サービスの低下につながる事も考えられます。
茨城県では、企業誘致の取組で成果が出ており、経済波及効果は、年間1,460億円に及んでいます。以下お伺いします。
(1)つくば市における経済波及効果と、これまでの主な取組と今後の事業計画について(取組内容・金額・前年度対比等)
(2)企業誘致の考え、周知方法について
5 高エネ研南側未利用地の利活用について
高エネ研南側未利用地は、今後のつくば市の発展を左右する案件ですので、8月19日の全員協議会に説明をいただきましたが、再度、今後の進め方等について、以下お伺いします。
(1)7月5日締切の事業提案2件中、B事業者の辞退理由について
(2)A事業者は、提案内容を@大規模商業施設A老健施設、緑地施設B物流、倉庫など、土地利用計画図まで、また、土地取得予定金額40億円以上、希望時期令和2年2月、地域・つくば市全体への波及効果まで、具体的に計画をいただきましたが、その提案内容をお聞きして、市の総合的な判断と理解等について
(3)全員協議会の資料に、参考価格は67億8,000万円とありますが、8〜9月頃に不動産鑑定評価を入れる予定のようですが、鑑定額が参考価格以下の額になった場合の考え方について
(4)11〜12月予定の利活用事業者公募方法について