令和2年3月定例会
令和2年3月2日 (一般質問)
北口ひとみ (つくば・市民ネットワーク)
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・ソーラーシェアリングについて
・悪天候時の登下校について
・国民健康保険の現状と課題について
1 ソーラーシェアリングについて
12月議会に引き続き、大規模なソーラーシェアリングについて、質問します。
前回は、水守のメガソーラーシェアリングについて、国内でも経験のない45haものソーラーシェアリングを認可してしまった責任において、農業委員会に対し、認可の際、本来の目的である営農継続を重視し、収量の確認や指導の記録を文書に残すなど改善を求めました。さらに、広大な面積にソーラーパネルを設置する場合は、営農への影響も考慮し、通常使われている光を取り入れやすいパネルに限定するなどガイドラインの改善も提案しました。
今回は、全国調査の結果で、この制度自体の不備について各地で問題になっている報告がありましたので、引き続きいくつか確認をしたいと思います。
(1)全国調査では、ソーラーシェアリングに関する政策について改善されるべき点は何かという問いに対し、以下の意見や指摘がありました。つくば市ではどのような状況なのか伺います。
ア 申請許可後に会社(申請者)が変わることがあり、責任の引継ぎの義務化
イ 事業を撤退する際のパネル撤去費用や廃棄資材の受入先の確保を義務付け
(2)「営農の適切な継続の確保などの条件が満たされていない場合の現実的な対応方法について国に明確な見解を示してもらいたい」など制度の不備に言及する意見もあるようで、農業委員会の権限だけでは制限できないところに来ていると思われます。
ア つくば市としての見解
イ 国への要望
2 悪天候時の登下校について
昨年の台風15号では登校時刻が、また10月25日の豪雨災害では下校時刻が変更され、物が飛んでくるほどの強風の中を登校、また全身びしょぬれになるような豪雨の中を下校するという事態がありました。
登校の場合、前日に登校時刻を10時に遅らせる旨の連絡があったのですが、想定より台風の速度が遅く、当日家を出るころはまだ暴風だったという状況でした。
また、豪雨の際は、下校時刻が早くなりましたが、その2時間後には天気も回復しました。
「暴風や豪雨の中の登下校の判断は適切だったのか」という疑問の声が届いています。
気候非常事態は今後も続くと思われ、備えるためにも、今回の対応についていくつか確認します。
(1)悪天候時の登下校の判断
(2)今回の対応の検証結果
3 国民健康保険の現状と課題について
高齢者人口の増加、疾病構造の変化、医療技術の高度化などにより、医療費は年々増加傾向にあるといわれています。
被保険者の約半数を退職後の60歳代から74歳までが占めている国民健康保険では、疾病予防や重症化を防ぐのが大きな課題になっていると思われます。
被保険者にとっても健康の維持や回復は生活上重要ですが、不調にならないとなかなか病院へ行かないというのも実情です。
これらの状況を踏まえ、以下について伺います。
(1)つくば市の現状と課題
(2)課題への対応策