令和2年3月定例会
令和2年2月27日 (会派代表質問)
小森谷佐弥香 (つくば・市民ネットワーク)
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・はじめに
・令和2年度予算(案)の概要
・令和2年度の主要施策
市民全体のまちづくりを進めるために、つくば・市民ネットワークは「市民参加と情報公開」を基本軸とした市政運営の実現を目指しています。五十嵐市政となり3年が経ちましたが、この基本軸から見ると「市民参加と情報公開」は格段に進んだ、と評価しています。
その一例として、「つくば市附属機関の会議及び懇談会等の公開に関する条例」が2017年度に制定されました。公文書管理に関しても「つくば市公文書等管理指針」が2018年度に策定され、これがきちんと運用されれば、国より進んだものになります。
1 はじめに(P1〜2)
今回の所信にあたり、以下、伺います。
(1)教育大綱について
ア 市長と教育委員会が何度も話し合い進めてきた教育大綱の策定が大詰めを迎えています。どのような想いがこの大綱に込められているのか伺います。
イ 教育大綱の理念を学校現場や地域と共有するために必要なことについて、どのように考えているか伺います。
(2)つくば市未来構想について
未来構想の策定にあたっては、多くの市民委員が積極的に発言し、庁内のワーキンググループでは若手職員同士が活発な議論を行っていました。委員と職員間だけでなく、未来構想キャラバンを実施し、テーマごとに各分野の市民、中学生から子育て世代、研究者などとも意見交換をするなど工夫がされ、多様な議論が深まったと評価しています。せっかく良いものができても絵に描いた餅となってしまってはいけません。これから未来構想の実現のためにどのような方策を考えているのか伺います。
2 令和2年度予算(案)の概要(P2〜3)
(1)つくば市はとくに若い世代の人口流入が多く、市税が順調に増えています。しかし、人口が増えるということは市民サービスの量も増え、質も上げていかねばならないものだと思います。ここ数年の財政状況についての市長の見解を伺います。
(2)みどりの南小学校用地購入について、予定地の周辺環境について心配の声が上がっていますが、市としてどう考えているか伺います。
3 令和2年度の主要施策(P3〜8)
(1)「魅力をみんなで創るまち」について
ア 市民活動に関する情報提供や相談機能の充実を図るとありますが、その方策について伺います。
イ つくばSDGsパートナーズの目的と現状、今後の展望について伺います。
(2)「誰もが自分らしく生きるまち」について
高齢者の見守りやゴミ出し、移動支援等を地域で支え合う体制の構築を目指した生活支援体制整備事業を推進する、とあります。すでにこの取組が始まってから3年が経とうとしています。先行して市民が自発的に活動していますが、それを持続可能な形にするための取組が十分ではないと考えています。現状をどのように認識しているか伺います。
(3)「未来をつくる人が育つまち」について
ア 不登校の児童生徒が安心して学習や体験活動ができるよう民間事業者と共同で新たな学習支援の拠点を設ける、とありますが、目標と展望を伺います。
イ 放課後児童クラブの拡充について、児童数が急増している学校においてはクラブ棟の増設をしましたが、すでに来年度からスペースが足りない状況と聞いています。どう対応するのか市長の見解を伺います。
ウ 子ども未来支援員を新たに配置するとありますが、その背景と目的についてどのようにお考えか伺います。
エ 子どもたちがのびのびと過ごせる環境づくりのため、遊び場や地域交流の場となる公園を整備するとありますが、その方向性について伺います。
オ 教員の働き方改革の一環として、校務支援システム導入や学校給食費の徴収管理一元化が進められることに対して高く評価したいと思います。今後の方針について伺います。
(4)「市民のために科学技術を生かすまち」について
スマートシティモデル事業として、顔認証技術や自動運転技術などの社会実装を進めていくようですが、これら技術は便利になる反面、リスクもあります。あらゆるリスクを想定して進めていくべきと思いますが、リスクについて市長はどう考えていますか。