平成21年 3月定例会
平成21年3月12日 (一般質問)
五十嵐立青
1.筑波研究学園都市に求められる産業振興策について
2.財政について
3.人材活用について
1.筑波研究学園都市に求められる産業振興策について
筑波研究学園都市建設から30年以上が経過し、まちづくりは新たなステージに入っている。しかし、都市建設の理念は期待された形に至らぬままであり、つくばの強みを発揮した産業振興策により新たな戦略を描く必要がある。
@ つくば発ベンチャーの支援をするためのトライアル発注制度の導入について
A 製品化に至る前の研究成果等を実験する場として、市の公共空間のテストベッド利用について
B 上記施策等を一体的に進めるための(仮)産学官の連携戦略室の設置について
2.財政について
金融恐慌の影響を受け、つくば市でも法人税の激しい落ち込みに見舞われた。これまで以上に選択と集中を進めながら事業を行うことが求められる。
@ 昨年度に引き続き発行された中期財政見通しでは、義務的経費が増加しているが、検討の過程とその理由について
A 緊急性と必要性の高い事業について、財源確保の手法として市民公募債を選択肢として準備する意義について
3.人材活用について
つくば市の行政運営において有能で熱意ある職員の力を最大限発揮しサービス向上につなげることは、税金を預かる行政体の義務でもある。職員のアイデアを募るための制度として政策提案制度があるが、職員にとって提案の動機付けが必ずしも確保されていない。政策提案制度を人事・財政と明確に関連付け、高評価を受けた提案については予算付けを明確にし、同時に提案者を担当部署に異動させる制度は、職員のパフォーマンス最大化の環境整備策として有効であると考えられる。
以上3点について、市の考えをお尋ねします。