令和6年第1回定例会6月定例会議
令和6年6月17日 (一般質問)
あさのえくこ (つくば・市民ネットワーク)
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・視覚障害者の移動支援について
・つくば市における紙おむつのリサイクル推進について
1 視覚障害者の移動支援について
障害福祉政策に当事者の意見を反映させるには当事者団体の参加が欠かせませんが、視覚障害者団体に関しては「つくば市福祉団体等連絡協議会(連協)」に参加している団体はなく、つくば市障害者自立支援協議会にも団体としての参加は確認できません。その背景としては、当事者が自力での移動が困難なため、そもそも話合いや活動をするために集まれないことが原因の一つであるようです。
視覚障害者を対象とした移動支援としては「同行援護」を始め、いくつかありますが、利用したい人が確実に利用できる制度になるために課題があると考え、以下伺います。
(1) 視覚障害者の移動支援として利用できる制度(同行援護、雇用施策との連携による重度障害者等就労支援特別事業等)とその概要
(2) つくば市における同行援護の現況
ア 同行援護申請の有資格者数及び実際の受給者数(直近5年間)
イ 受給者の実際の利用回数と時間数
ウ 移動支援の従事者数
(3) 視覚障害者の移動に関するニーズの把握と支援制度の課題をどう捉えているか。
2 つくば市における紙おむつのリサイクル推進について
人口増加率が日本一となったつくば市ですが、人が暮らすことで必ず発生するのが「ごみ」です。つくば市においては、様々な対策で総排出量、一人一日当たりの排出量が少しずつ減少していることを評価します。しかし、まだ一人一日当たりの排出量は全国平均を上回っています。
ゼロカーボンシティ宣言をしたつくば市としては、一層のごみ減量とごみ処理によるCO2削減に取り組む必要があると考えます。
つくば市の可燃ごみは焼却処理となっていますが、水分を含み処理効率の悪いごみとして、厨芥類、そして今回取り上げる紙おむつが挙げられます。
全国的にはごみ総排出量の5%(重量)を占めると言われる紙おむつですが、環境省では2030年には7%になると予測しています。つくば市でも今から取り組む必要があると考え、以下伺います。
(1) つくば市一般廃棄物等減量計画における組成調査の実施件数、対象品目、調査結果
(2) 現時点でのつくば市の事業所の紙おむつ処理状況
(3) 次の観点における、紙おむつのリサイクルの取組に対するつくば市の考え
ア ごみ焼却量削減によるCO2削減
イ 最終処分量の削減