令和7年定例会6月定例会議
令和7年6月13日 (一般質問)
渡辺峰子 (公明党つくば)
録画を再生
・空き巣等への防犯対策について
・学校施設整備について
・リトルベビー(低出生体重児)への支援について
1 空き巣等への防犯対策について
昨年来、いわゆる「闇バイト」によって集められた若者による連続強盗事件が全国各地で発生しております。これらの事件は、住人が在宅中にもかかわらず押し入るという手口で、暴力によって金品を奪うという凶悪なものであり、負傷者の発生のみならず、監禁や死亡にまで至る事例も報告されています。こうした事件により、市民の間には大きな不安が広がっており、今後も同様の事件が発生する危険性がある中で、継続的な防犯対策が求められています。
また、最近では市役所職員や警察官を装って家庭の情報を聞き出す詐欺的手口も確認されており、特に高齢者の方々にとっては「何をどのように備えればよいのか」と、不安を抱える状況が続いています。
つきましては、以下の点についてお伺いいたします。
(1) 当市における防犯対策推進の取組状況について
(2) 市内の防犯カメラの設置状況及び今後の設置計画について
(3) 「闇バイト」の実態や対策について
ア 当市における被害の現状について
イ SNS上での犯行募集書き込みへの対応及び若者からの相談体制の現状について
ウ 教育現場における防犯意識の啓発及び注意喚起の取組について
(4) 防犯設備の導入に対する市の助成制度の有無及びその内容について
2 学校施設整備について
現在、つくば市においては「学校施設長寿命化計画」に基づき、公立学校施設の総合的かつ計画的な管理が推進されているところです。多くの施設において修繕・改修工事が進められておりますが、近年の社会状況や学校を取り巻く環境の変化により、整備の優先順位にも見直しが必要となっているものと考えます。
学校施設は、児童生徒が安全かつ快適に学習・生活できる環境であることが求められます。特に、衛生面や老朽化対策といった観点から、以下の点についてお伺いいたします。
(1) 市内公立学校トイレの洋式化の進捗状況及び今後の計画について
(2) 市内公立学校プールの劣化状況及び改修等の対応方針について
3 本年2月に「リトルベビーハンドブック」が全国的に展開されました。茨城県ではこれに先駆け、2022年より「いばらきリトルベビーハンドブック」を発行し、極低出生体重児(出生体重
1500g未満)の赤ちゃんを出産された保護者に対し、県指定の医療機関等を通じて配布しています。
こうした背景から、「リトルベビーハンドブック」では、極低出生体重児に対応した発育曲線や記録項目が掲載され、個別の成長を丁寧に見守るためのツールとして評価されています。また、
2025年4月から配布されている新しい母子健康手帳では、発育曲線の最小値が見直され、より多様な赤ちゃんに対応できるよう改善されました。
子どもたちの命を守り育む支援の一環として、以下の点についてお伺いいたします。
(1) つくば市におけるリトルベビー(低出生体重児)の出生数及び把握状況について
(2) 安心して搾乳できる環境づくりについて
ア 公共施設における授乳室・搾乳スペースの設置状況について
イ 授乳室で搾乳ができることを示すシンボルマークの導入と普及に関する考えについて