平成21年 9月定例会
平成21年9月9日 (一般質問)
安井茂
1.つくば市立病院の在り方と今後の対応について
2.つくば市の文化財保護への取り組みと保管施設について
1.つくば市立病院の在り方と今後の対応について
全国的に地域医療のあり方については、問題になっているところであり、公立病院の存続自体、大きな争点となっている地域さえあります。過疎化、国の医療行政の方針等、いろんな要素があったと思いますが、問題の先送りも混乱を招いたように思います。
つくば市立病院の現状、方向性については、民間コンサルタント、病院改革検討委員会、運営審議会、(社)全国自治体病院協議会等の各種報告書が全員協議会等で報告、説明されております。いずれも課題、問題点が指摘され、否定的な意見が表明されております。そろそろ今後の対応策について、結論を出す時期に来ているのではないかと思っております。
そこで、つくば市立病院の在り方と今後の対応について質問致します。
1、総括の意味で、各種報告書による共通の当病院の課題、問題点についてお伺いしたい。
2、次に、課題、問題点の改善状況。
3、今後の決定についてのプロセス、及びつくば市独自で想定、計画していることはあるのかお伺いします。
2.つくば市の文化財保護への取り組みと保管施設について
つくば市は、ご存じのとおり、大きく変貌を遂げつつある都市であり、つくば市の歴史も塗り変わりつつあります。周辺部の景観も変わりつつあります。古い民家は解体され、貴重な歴史的文物の散逸も心配されております。
つくば市が、どんなに変貌を遂げようとも、我々つくばの住民は、つくばの変遷について、語り、保存していく責任があります。先日、筑波山神社の案内記を戴きました。そこには筑波山の変遷を物語る貴重な書類、宝物が見事に体系付けられ、保存されている写真が載っておりました。
当市においても、古代の遺跡、遺物については一部保存されているようですが、
@ 中世、近代の歴史的文化品の保存の現況についてはどうなのか。
A 文化財保護委員会の活動状況について。
B 旧豊里庁舎跡地利用計画の資料保管施設の中身には、文化財の保管についても検討してもいいのではないか。豊里庁舎の跡地についても、詳しく説明して欲しい。
C つくばの散逸の恐れのある有形無形の文化財の保護について、つくば市では、どのように対応しているのか、またどのような対策を検討しているのか、お伺いしたい。