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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

令和7年定例会9月定例会議

質問日

令和7年9月11日 (一般質問)

議員名

あさのえくこ (つくば・市民ネットワーク)

通告内容

・つくば市立学校におけるスクール・カウンセラー及びスクール・ソーシャルワーカーについて
・つくば市の水田における被覆肥料の回収状況について
・つくば市児童生徒の読み書き困難支援について

質問要旨

1 つくば市立学校におけるスクール・カウンセラー及びスクール・ソーシャルワーカーについて
 つくば市では、学校の不登校児童生徒対策をきっかけとしてスクール・カウンセラー(以下「SC」という。)及びスクール・ソーシャルワーカー(以下「SSW」という。)が大幅に増員されました。それまで県からの派遣のみだった上記職種について、市独自の配置及び派遣を開始し、成果を挙げています。
 一方で、これらの職種、取り分けSSWは、家庭への介入、また各種福祉制度とつなげることなど業務範囲が広く勤務時間も一定ではありません。 今後、ますますニーズが高まるであろうSSWが、十分に力を発揮するために、市としてサポートできることがあると考え、以下伺います。
 (1) つくば市の学校におけるSC及びSSWの契約形態
 (2) SC及びSSWの配置状況及び各学校での勤務状況
 (3) SC及びSSWの学校での活動場所並びに活動に必要な備品等の配備状況
 (4) SC及びSSWの研修並びに情報交換の実施状況

2 つくば市の水田における被覆肥料の回収状況について
 現在、慣行栽培を行っている多くの水田では、プラスチック被覆肥料が使用されています。肥料分を徐々に効かせることで、真夏の追肥をしなくても安定した収量が見込めるというメリットがあり、平均年齢約70歳と言われる水稲農家にとっては恩恵の大きい資材です。
 一方で、プラスチック被膜殻は、肥料分がなくなった後も、水田にそのまま残っています。また、水田は水の出入りがあるのでその際に環境中に放出されます。1個当たり0.02gほどのいわゆるマイクロプラスチックとなって川や海を汚染します。JA全農もこの事態を重く見て、2030年までにはプラスチック被覆肥料を全廃したいと発表していますが、なかなか進んでいないのが実態です。
 マイクロプラスチックの「産出源」としては人工芝がありますが、人工芝については市の施設からの排出を減量する取組が始まっているところです。今回取り上げるプラスチック被覆肥料は、直接市の施設では使われませんが、プラスチック被膜殻を環境中に放置、放出することはプラスチックごみの増加につながると考えます。現在の市の状況と対策について伺います。

3 つくば市児童生徒の読み書き困難支援について
 つくば市では、ディスレクシア(発達性読み書き障害)の児童生徒に対する対応をかなり早い時期から取り組み、全ての児童生徒へのスクリーニング調査などを実施しています。
 2023年の一般質問では、成長してから発見される読み書き困難へのスクリーニングの実施及び対応を要望しました。そこで現在の状況と課題等について、以下お伺いします。
 (1) 全児童生徒対象のスクリーニングの実施状況
 (2) スクリーニングの結果、より詳しい検査が必要となる児童生徒の割合と検査の実施状況
 (3) 読み書き困難で支援が必要な児童生徒の在籍学級
 (4) 読み書き困難への支援を行う教員、支援員等の研修実施状況と課題

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