令和8年定例会6月定例会議
令和8年6月10日 (一般質問)
渡辺峰子 (公明党つくば)
・地域防災力の強化について
・「生命(いのち)の安全教育」の推進について
・夏季休業期間中の酷暑対策・食支援について
1 地域防災力の強化について
近年、全国各地で大規模地震や豪雨災害が相次ぎ、改めて地域防災力の重要性が浮き彫りとなりました。特に、停電復旧時の通電火災や断水の長期化、避難所運営における課題など、平時からの備えの必要性が強く指摘されております。
国においても、「自助・共助・公助」の連携強化を掲げ、防災・減災、国土強靱化を重点施策として進めております。また、自治体においては、地域特性に応じた取組が求められております。
つくば市においても、人口増加や住宅開発が進む一方で、高齢化の進展や地域コミュニティの希薄化など、新たな課題も生じております。災害時に「誰一人取り残さない」地域防災体制を構築するためには、行政だけでなく、地域住民や自主防災組織、多様な主体との連携強化が重要であると考えます。
そこで、本市の地域防災力強化について、以下伺います。
(1) 自主防災組織支援について
(2) 災害時協力井戸登録制度について
(3) 感震ブレーカー設置促進について
2 「生命(いのち)の安全教育」の推進について
近年、性犯罪・性加害は深刻化しており、
2024年の不同意性交等罪の認知件数は前年比
45%増の約4,000件となり、特に若年層における被害・加害の増加が社会課題となっています。
こうした中、国は令和2年から「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」を打ち出し、文部科学省を中心に「生命(いのち)の安全教育」を推進しています。
また、SNSやオンラインゲーム等を通じた性被害や性加害、いわゆる“いたずら感覚”が重大な犯罪につながるケースも増加しており、デジタル社会に対応した教育の重要性も高まっています。
全ての子供の命と未来を守る観点からも、正しい知識と支援につながる教育は極めて重要であります。
一方で、「生命(いのち)の安全教育」の実施状況には自治体間格差があり、京都市では全校実施となっているなど先進事例も見られます。
そこで、本市における「生命(いのち)の安全教育」の現状と今後の取組について、以下伺います。
(1) 本市における「生命(いのち)の安全教育」の実施状況について
(2) 性被害・性加害防止に向けた発達段階に応じた教育内容について
(3) 今後「生命(いのち)の安全教育」を全校的・継続的に推進していく考えについて
3 夏季休業期間中の酷暑対策・食支援について
近年、気候変動の影響等により、全国各地で記録的な猛暑が頻発しており、特に、経済的に困難な状況にある家庭では、住環境や冷房設備の制約などから、子供の熱中症等の健康被害リスクが高まっております。また、物価高騰等を背景として生活困窮が深刻化する中、夏季休業期間中における子供の健康や生活環境、さらには食事機会の確保への懸念も強まっております。
こうした中、国においては、令和8年5月15日付で「夏季休業期間中の酷暑対策及び食支援に係る各施策の活用について」という通知を発出し、各自治体に対し、既存施策を有機的に活用しながら、夏季休業期間中における子供の居場所づくり、食事支援、見守り支援等を切れ目なく実施するよう求めております。また、当該通知に関する自治体向け説明会も開催されております。
そこで、以下伺います。
(1) 本市において、当該通知及び説明会の内容をどのように受け止め、庁内での共有・検討をしているか
(2) 本市における、夏季休業期間中の子供の居場所確保、食事支援、見守り支援等に関する現在の取組状況について
(3) 経済的困窮世帯や支援が必要な家庭に対する、夏季休業期間中における支援体制の構築について
(4) 国が示す各種支援施策について、本市としてどのように活用を検討しているか
(5) こども食堂、地域団体、NPO、学校、福祉部門等との連携による、切れ目のない支援体制の構築について