令和8年定例会6月定例会議
令和8年6月10日 (一般質問)
小森谷 さやか (つくば・市民ネットワーク)
・データセンターに関する諸課題への対応について
・RSウイルス母子免疫ワクチンのリスクについて
・つくば市の生物多様性に関する施策の推進について
1 データセンターに関する諸課題への対応について
AIやクラウド需要の急拡大に伴い、データセンターの建設計画が各地で示されていますが、建築基準法上の用途区分が存在しないため立地規制が生じず、地域住民との紛争が起きているところもあります。そのような衝突を避けるため、業界団体(日本データセンター協会)は本年5月に「データセンター地域共生ガイドライン」を公表し、事業者に対して地域住民との丁寧な対話を進めるよう求める姿勢を示しました。
一方、地方自治体自らがデータセンターを独立した用途として定義し、立地を規制する独自の条例作りを行うところも出てきました。
この件に関し、本市の取組を以下伺います。
(1) (仮称)グッドマンジャパンビジネスパークつくばPRJに建築予定のデータセンターについて、事前の地元説明の実施状況として、市が報告を受けているものの概要
(2) 今後の地域住民への説明機会の確保についての市の考え
(3) 当該用地における緑化基準等の地区計画
(4) 地域共生や環境配慮を図る視点から、つくば市独自のガイドラインを整備する考えはあるか
2 RSウイルス母子免疫ワクチンのリスクについて
RSウイルスは、2歳までにほぼ全員が一度は感染する、ごくありふれたウイルスです。急性の呼吸器感染症で、年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時、特に生後6か月以内に感染した場合には細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。
遺伝子組換えRSウイルスワクチンであるアブリスボは、妊婦に接種することで、母体内で作られた抗体を、胎盤を通じて胎児に移行させ、産まれた乳児をRSウイルスを原因とする下気道疾患から予防することを目的にしています。
「生後すぐの赤ちゃんを守ること」を主目的に据えた初のワクチンで、作用機序も新しく、これまでわが国で同様の作用機序のワクチンが定期接種化されたことはありません。
問題は、このワクチン承認の根拠となった国際共同第V相試験の部分解析において、在胎28〜32週未満の集団で早産のリスクが示されたことです。アメリカとフランスはこの部分解析のほか、複数の試験結果から当該週数の妊婦を対象から外しましたが、日本では外しておらず、そのリスクが軽視されている状況だとの指摘の声があります。
ワクチンは健康な人間に接種するものである以上、そのリスクは最小限でなければなりません。新しい命をお腹に宿す妊婦と、赤ちゃんが健やかに産まれてくることを望む全ての御家族のために、以下伺います。
(1) 接種者数の見込みと予算額、現在までの接種者数の推移
(2) 接種対象者への勧奨方法
(3) RSウイルス母子免疫ワクチンのリスクをどのように捉え、周知しているか
3 つくば市の生物多様性に関する施策の推進について
生物多様性推進室がこの4月からスタートし、市Webサイトでも特設ページができるなど、取組を進めている様子が確認でき、評価しております。
開発で緑が失われていく中、質の良い緑をどう保全し、更に回復させていくのでしょうか。
昨年4月1日にネイチャーポジティブ宣言を行ったつくば市の今後の取組を、以下伺います。
(1) 推進体制と進行管理の中核を担う(仮称)つくば市生物多様性センターと、その事務局の位置付けとなる、(仮称)つくば市の生物多様性に関する活動協議会の設置に向けた今後の見通し
(2) 自然共生サイトの登録促進に向けての取組状況
(3) 自然体験会の実施状況
(4) 外来生物に対する取組