平成18年 9月定例会
平成18年9月11日 (一般質問)
宮本次郎
1.小型風力発電事業問題について
2.水道水の安全供給について
3.高齢者保健福祉計画について
1.小型風力発電事業問題について
@ 風車事業に関わる補助金1億8500万円の返還が求められる可能性が大きい
これについて市長は「今後、環境省と協議する」と述べているが、何を、どのように、いつまでに協議する予定か。その協議で、何を期待しているか
また、関連経費の損失総額は3億円余が見込まれるが、これについて、納税者・市民に対してどのように説明するつもりか
A つくば市契約規則第6章(契約の締結)の第30条には契約にあたって締結すべき13の事項が示されており、そのうちには
(4)契約保証金、(9)履行遅延等債務不履行時の違約金等の損害賠償、(11)かし担保責任、(12)契約に関する紛争の解決方法なども明示されている
風車事業において、上記の項目について、つくば市は以下の関連業者との間で、どのような内容の契約を結んだか
(締結していない場合は、その理由を契約規則に則って説明頂きたい)
また、検収はどのように行ったか
・対早稲田大学
・対風車製造業者
・対風車設置工事請負業者
2.水道水の安全供給について
広島県で水道水供給設備の崩壊があり、長期の断水が余儀なくされている
@ 茨城県およびつくば市の、水道水供給設備の点検要領はどのようになっているか
A つくば市における非常時給水体制(災害用深井戸等からの供給量など)はどうなっているか
3.高齢者保健福祉計画について
@ 平成15年3月の計画では、課題と今後の方針を挙げ、計画の点検体制にもふれている。主として、どのような点検・評価の結果が18年3月の計画に反映されているか
A 「地域資源を生かした……」(地域福祉計画)、「地域で共に生活するために……」(障害者福祉計画)にもあるように、本計画でも7つの福祉圏域を設定して、地域の高齢化進展の特性を挙げ、地域密着型の福祉行政を強調しているが、どのような地域特性に応じたどのようなサービスを考えているのか
B 介護予防について、健康増進と同時に、「生きがいづくりや地域活動の推進」が挙げられている。これまでも重要課題として挙げられてきたが、なんらかの重点施策を考えているか
C 「権利擁護」や「情報へのアクセス」の重要性について、これまでも課題として挙げられてきた。本計画ではどのような具体的対策を考えているか
D 高齢者保健福祉に限らず、福祉全般について多岐多様な行政サービスの範囲を広げている。他方、財政難を理由にしたサービスの低下や、増税の危惧が大きくなっている
福祉行政の根本方針を決めるべきではないか(福祉ミニマムといった議論が必要ではないか)