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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
平成23年 9月定例会
質問日
平成23年9月7日
区分
一般質問
議員名
馬場治見
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要旨

1 胃がん検診施策について
 現在の日本では、2人に一人ががんになり年間30万人が亡くなっている中で、胃がんで亡くなる方が実に5万人となっている現状です。これは肺がんに次いで2番目の死亡率であると聞いています。
 そして胃がんはどういう理由かは定かではないですが日本、韓国、中国、アジア地域、に多いとされていて世界では、50万人の方々が死亡されている。これを考えると日本で死亡されている人はその10分の1を日本一国で占めている現状です。この原因はヘリコバクターピロリ菌が原因であると、WHO(世界保健機構)とIARC(国際がん研究機関)が認めています。そして、萎縮性がんはこのピロリ菌が原因であるといわれています。またこのピロリ菌は、抗生物質で減少させる事が出来るとされ、つまり胃がんは予防でなくすことが出来るわけです。時代の流れは治療から予防の時代へと変化しています。胃がんは見つかってから治療するのでは遅いのであって、だから予防が大事であるということであります。
質問に入ります。
(1)つくば市の胃がん検診に対する年間の予算は、いくらであるのかをお伺いいたします。
(2)胃がんに対する受診者数と受診率は、ここ数年、何%に推移しているのかをお伺いいたします。
(3)市の受診率を高める方法は、どのように考えているのか。平成19年に制定されたがん対策推進基本計画では胃がん検診受診率は、5年以内に50%の数値目標が掲げられている中で、市の目標数値は何%であるのかをお伺いいたします。
(4)平成14年12月議会に、私は、「ペプシノゲン法」の導入について一般質問を致しました。9年前の事になりますが、その時とは時代もさまがわりしました。その時の質問は、胃がん検診に対してはバリウム検査と、ペプシノゲン検査の組み合わせを提案しましたが、改めて提案をいたします。今までの胃X線検査「バリウム」と並行して検診をペプシノゲン検査とヘリコバクターピロリ菌抗体検査をABCリスク検診として試験的に導入したらどうか、そしてその結果として陽性反応が出た場合には医師の指示に従って本人の意思で胃内視鏡検査の指導を受けることになります。市としての考えをお聞きします。
2 買い物弱者施策について
(1)3月議会に一般質問をした内容で、その後の進捗状況をお尋ねいたします。
 ア 買い物弱者に対するアンケート調査は、いつ頃に行うのかをお伺いいたします。
 イ アンケートは集合団地だけで行うのか、又は区会全域で行うのかをお伺いいたします。
 ウ アンケートの内容はどこが決めて行うのかをお伺いいたします。
 エ 買い物に対する実施方法に対して。
 買い物バスを用意するのか、又地域ごとにバザーを行うのか、商工会が協賛店を集って商品の宅配を行うのか、区会のボランティアを集って、商店へお連れするのか、又は宅配をする等さまざまな方法が考えられますが、今後どのように検討されるのかをお伺いいたします。
オ 今年の8月9日に、産業戦略推進会議の第二部会で買い物弱者への対応について、協議がなされたと思いますが、その内容についてお伺いいたします。
(2)買い物弱者に対して、たとえば区会のボランティアの方が参加する事になった場合の検討であるが、そのボランティアの方たちのポイント制度を導入し、そのポイントを貯めて、例えば介護保険料の一部として年に一回換金し現金支給として考えたらどうか。又ボランティア手帳を発行して、買い物弱者の為の協賛店にご協力をいただいて、ボランティアの方が商店で買い物をするときにその手帳を提示すれば、その商店によって割引率の違いもあると思いますが何パーセントかを割り引いて、商品が買えるようなシステムを作れば、その商店にとっても必ず売り上げが上がると思いますし、又ボランティアの方達にとってもおおいに励みになるのではないかと思いますが市の考えをお伺いいたします。
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