会派代表質問・一般質問一覧要旨
- 会議名
- 平成30年 3月定例会
- 質問日
- 平成30年3月5日
- 区分
- 会派代表質問
- 議員名
- 小野泰宏 (公明党)
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要旨
1 SDGsの理念を反映したまちづくりについて(16〜17ページ)
昨年の会派代表質問において、私は、国連が掲げたSDGs「誰一人取り残さない」という基本理念・包摂の精神のことに言及しました。
市長は、来年度にそのSDGsの考え方を取り入れて「持続可能なまちづくりを念頭に置いた施策を展開する」と述べられており、その決意として「持続可能都市ヴィジョン」の発表を先日に行いましたが、そのことに至った背景・理由、さらに、その理念を反映した市長のまちづくりについての考え・展望について伺います。
また、そのヴィジョンを、どのようにして市民や多くの関係者と連携・共有していこうとしているのか伺います。
2 つくば市の政治・行政の成熟度と平成30年度の位置づけについて(1〜2ページ)
昨年、つくば市は市制30周年の節目の年を迎えました。市長は、平成30年度は、つくば市が抱える課題の解決に向け一層加速させる1年にしたいと述べられていますが、30年という「大きな節目」から、つくば市の政治や行政の成熟度を見た場合、何が達成できていて、何が足りないと感じているか、そのような全体を俯瞰した見解を伺った上で、改めて平成30年度の位置づけについて伺います。
3 まちづくりの課題解決の方策について(2〜3ページ)
まちづくりの重要課題として、中心市街地・周辺市街地につて述べられています。計画づくりや手法についても述べられていますが、私は根底に「にぎわいのある空間づくり」や「住みよく活気のある地域づくり」のために、どういう事業をどの手順で実施すれば、その目的が達せられるのか、その論理や因果関係を明確にした事業体系・納得できるストーリーがあるのかどうかが大変重要であると考えます。また、その知見を蓄積していくことも大切です。
市民に共感していただき、かつ、参加していただくために、重要な観点と考えますが、市の考えについて伺います。
4 つくば市の教育行政の方向性について(4ページ)
つくば市の教育行政においては、現在は社会力を育てる教育への転換推進、そして来年度は大きく方針を見直していく1年としますと述べられていますが、そうした言及は、これまでのつくば市の教育行政について、どのような見解を持っているからなのか伺います。
また、上記のことを伺った上で、大きく方針を見直していくという見直す内容の論点、学校現場へのかかわり方や理解の推進、そして何よりも、保護者に対する説明は、どのように行っていく考えなのか伺います。
5 新産業創出の道筋について(4〜5ページ)
170を超える公的機関や民間の研究所の集積効果を活かす新産業の創出については、つくば市に最も期待される分野ですが、その一方では長年の課題でもあります。若い世代や女性の活躍、ビジネス・インフラの充実を有機的に推進してほしいと考えますが、急速にイノベーションが進む昨今の状況を見ると、新たな着想力のある取組が求められていると考えます。
改めて、市の新産業創出の道筋についての考えと、進めているスタートアップ戦略の概要について伺います。
6 予算案における優先順位と市長公約事業の推進、反映状況について(6ページ)
来年度予算案における事業優先順位の基本的な考え方について、また市長公約である82事業のこれまでの予算反映状況と来年度予算案への反映状況は、どのような状況にあるのか伺います。
7 徹底した行政改革職員の人材育成、能力開発について(7〜8ページ)
(1)市長が職員の方々に望む基本的な考え方や行動について伺います。
(2)来年度に予定している国外の社会的企業やNGO等に職員を派遣する事業の目的と狙い、必要性、研修終了後の人材活用方策について伺います。
以下の8・9の内容については、継続的側面があることから、施策評価(マネジメント)の観点から伺います。
8 安心の子育てについて(8〜9ページ)
(1)待機児童対策に向けた平成29年度の取組内容と評価・課題、そしてそのことを踏まえた来年度の取組内容と特徴について
(2)安心して出産できる環境づくりについての平成29年度の取組内容と評価・課題、そしてそのことを踏まえた来年度の取組内容と特徴について
9 頼れる福祉について(9〜11ページ)
(1)障がい者支援についての平成29年度の取組内容と評価・課題、そしてそのことを踏まえた来年度の取組内容と特徴について
(2)高齢者支援についての平成29年度の取組内容と評価・課題、そしてそのことを踏まえた来年度の取組内容と特徴について
(3)健康づくりについての平成29年度の取組内容と評価・課題、そしてそのことを踏まえた来年度の取組内容と特徴について
10 便利なインフラについて(11〜13ページ)
(1)公共交通体系の改編作業においては、それぞれの時期において第一弾・第二弾の改編を行う予定と述べられていますが、各時期における改編の着眼点・主要な論点について伺います。
(2)新規事業化が決定した「(仮称)つくばスマートIC」については、圏央道の4車線化決定も受け、通行量の増加が予想され、更に周辺の利便性向上に期待が持たれます。この機会に更なる活用方策も望まれますが、市の考え、展望について伺います。
(3)高エネ研南側未利用地、谷田部庁舎、茎崎庁舎、上郷高校跡地、筑波地区小中学校9校及び旧山口小の利活用は、これまでの発想とは異なり、持続可能なイノベーションのある方策が必要と感じています。現在の利活用方策検討状況と今後のスケジュール、地域の声を聴く方法、合意形成の方策について伺います。
また、これらの案件は、大規模事業の進め方に関する方針策定との兼合いについては、どのような位置づけになるのか伺います。
11 活気ある地域について(13〜14ページ)
旧市街地の振興は、これまで時代の変化に伴う経済側面や社会動向などにより、効果的な対応が課題でした。今後の対応には、全庁挙げての横断的・継続的・循環的な取組が必要です。行政の役割と地域の役割、また地域毎に開催する予定の勉強会の内容について伺います。
12 誇れるまちについて(14〜16ページ)
(1)つくば市の成長戦略として、MICE戦略は重要と考えます。MICE誘致の推進のために、つくば市が行う取組について伺います。
(2)昨年の会派代表質問において提案した「シビックプライド」を推進する事例の中で、市長は「みんなに愛される地域づくり」を目標とする筑波山地域ジオパークの活動を挙げられました。そのような観点から、私も筑波山地域ジオパークの更なる推進を大いに望みます。現在までの取組状況と課題、今後の対策について伺います。
(3)中心市街地における公益空間の存在は重要です。また、合わせて「プレイスメイキング」の考え方も理解できます。市民が気軽に集える空間・場所の存在は、成熟した現代には必要不可欠な要素であると考えますが、具体的には、ペデストリアンデッキや公園等のパブリックスペースを、どのように位置づけ結びつけていくのか、その構想について伺います。